アオバト&ヒタキ類最盛期までに解禁されますように(高麗山公園・湘南平) | 首都圏生きものめぐり ~関東の動植物に会いにいくぶらっと散歩~

首都圏生きものめぐり ~関東の動植物に会いにいくぶらっと散歩~

雑誌編集者である著者が自ら首都圏の公園や自然地に足を運び、そこで出合った生きものの情報をお届けします。
都会の印象が強い東京にも、カワセミやタカ、多くの昆虫が暮らしています。「首都圏ってこんなに生きものが多いのか」と驚かされる情報が満載です。

 

これも例の三連休、最終日の話です。

レンジャクが出るという話を聞き、大磯駅から湘南平を目指しました。

結論から話すと、残念ながらキレンジャク・ヒレンジャク共に見られず

鳥探しという点では空振りに終わってしまいましたが

ちょっとした収穫もありましたのでUPさせていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

駅から湘南平までは、結構な山道を歩く必要があります。

大人の足なら1時間弱といったところでしょうか?

もちろん、道中で写真を撮ったりすればさらに時間がかかりますので

足を運ぶ際には余裕をもって計画を立てる必要があります。

(自家用車があればあっという間ですが)

 

 

 

 

 

日本在来の野原の植物 ムラサキケマン

珍妙な花の形でよく目立ち、街中でもそこそこ目にする機会があります。

ただ、実は毒草なので要注意。誤食すると結構重篤になることもあるそうです。

 

 

 

 

 

おっと、山道にヒオドシチョウが現れました。

いつもは毎年石砂山に登った際に撮影していましたが

今年はかなり先駆けて姿を見せてくれました。

 

石砂山に生息しているギフチョウやミヤマセセリと同じく

身体が毛むくじゃら(寒さ対策?)です。

この日は3回ほどエンカウントしています。

 

何気に今までで一番鮮明に撮れたかもしれません。

 

 

 

 

 

山道の中腹辺りに差し掛かったところで、唐突に何かが飛んできて

私の脚につかまりました。テントウムシであることはすぐわかりましたが

角度の都合上、光が強すぎてイマイチな写り(ついでにズボンが破けてる)。

 

テントウムシの仲間は危険を感じると臭い汁を出すので

できれば直接触れたくなかったのですが

どうも新顔っぽいので仕方なく(?)手に乗せてみることに。

 

 

 

 

 

くそっ! やっぱりやられた!

手のひらに付着しているオレンジ色の液体が、件の臭い汁。

ナナホシテントウは黄色い液を分泌しますが

いずれにしても不快な臭いを漂わせる点では変わりありません。

(ちなみに、潰して血が出ているわけではありませんので念のため)

 

 

 

 

 

すぐ近くの岩に下ろして、サイズを比較検証してみました。

指先サイズで小型……と言いたくなるかもしれませんが

一般的なテントウムシ(ナミテントウなど)と比べるとこれでも大きい方。

正体はカメノコテントウ。かなりポピュラーなテントウムシなのですが

何気に本ブログでは今回が初撮影だったりします。

 

遭遇率・・・3 (私が会えないだけで、虫ブログでは割と見かける)

インパクト・・・2

美しさ・・・4(強い光沢とおしゃれな模様)

俊敏性・・・2

 

 

食性は肉食性で、ハムシの幼虫などを食べるのだとか。

要するにナナホシテントウなんかと同じで、人にとっては益虫なのでしょう。

私の脚に掴まってきたのは、越冬明けで寝ぼけていたせいかもしれません。

 

 

 

 

 

湘南平に到着。少々お天気はよろしくありませんでしたが

それでも彼方にはちゃんと江の島も見えます。(写真右奥をチェック)

ちなみに山の反対側は田んぼと畑ばかりで、その奥に丹沢山系が見えます。

 

 

 

 

 

広場はこんな感じ。人はそれなりに出ていましたが、混雑はしていません。

今でも正直気になるのですが……果たしてコロナ感染爆発の要因は「これ」なのか?

公衆の面前でラブラブちゅっちゅしていたわけでもないのにどこに濃厚接触があるのか?

どうも気になります。まあ上野公園みたいな花見会場なら可能性はありますが

それでも「夜の街」ほど感染の温床にはなっていない気がするんですよね……。

 

つーかこれで「爆発」するのであれば、三連休中の江の島辺りを起点に

神奈川県はもっととんでもないことになっているような気がしますし……。

 

 

 

 

 

頂上の展望台にはレストランがあるため、昼食はこちらで済ませました。

「やまと豚のピッツァ」です。キノコもふんだんに乗っていて大変美味。

地元産らしいこだわりの豚肉が、肉好きにはたまりません。

 

なお、レストランでもアルコール消毒をし、念入りに手を洗いました。

外出できなくなるというのは私にとって公私ともに死活問題なので

2月中旬くらいからしつこいくらいに衛生に気を遣い続けているのです。

ただし撮影に必要と判断すれば地べたにも座るし腹這いにもなります

おかげさまで(?)コロナ騒動が勃発した1月末以降、

通常の風邪すら引かず、一度も熱が37℃を超えたことがありません。

(本来は過去に腸炎を患ったこともあり、風邪をひきやすいタイプでした)

 

 

 

 

 

ポケGOを起動。展望台にはジムが設置されています。

ポケストップもありますが、いずれも数はあまり多くないため

狩り場に適した公園とは言い難いですね。

 

 

 

 

 

お菓子などを取り扱っている売店もありますし、

前述の通り自家用車でも来れるのでお弁当持参の方も多い模様。

ただし、ここは海からも近いため、上空からのトビの奇襲に要注意です。

 

 

 

 

 

最後に、ちょっと怖い画像を貼っておきます。

目つきが怖いだけでなくまで出ていました(汗)。

 

 

 

大礒といえば、毎年夏にはアオバトが飛来し、私も必ず撮りに行きます。

さらに昨年は照ヶ崎海岸でサラサウミウシを撮影し、これを切っ掛けにして

ウミウシを求めて神奈川県の海岸を駆け回ったものです。

また、秋には湘南平で多くのヒタキ類が観察できるとも聞いています。

 

さっさと事態が鎮静化して、

夏には気兼ねなく出かけられるようになりたいものですね。

 

 

 

 

【3/22 大磯駅~湘南平で撮影した生きもの】

鳥類・・・シジュウカラ、トビ、ヒヨドリ、メジロ

昆虫類・・・カメノコテントウ、ヒオドシチョウ、モンシロチョウ

 

 

3/22 大磯駅~湘南平で捕獲したポケモン

アサナン・・・1

アチャモ・・・3

イーブイ・・・3

ガーディ・・・1

カモネギ・・・1

ケーシィ・・・3

コイル・・・10

スバメ・・・2

チルット・・・2

ツチニン・・・2

ニドラン♀・・・1

ニューラ・・・7

ピカチュウ・・・7

フシギダネ・・・1

プリン・・・7

ポチエナ・・・1

ポッポ・・・11

ポッポ・・・1

マメパト・・・2

マリル・・・3

ヤナップ・・・1

ユキカブリ・・・4

ユキワラシ・・・7