レーダー上からポッポが消えた日(江の島) ※微グロ画像注意 | 首都圏生きものめぐり ~関東の動植物に会いにいくぶらっと散歩~

首都圏生きものめぐり ~関東の動植物に会いにいくぶらっと散歩~

雑誌編集者である著者が自ら首都圏の公園や自然地に足を運び、そこで出合った生きものの情報をお届けします。
都会の印象が強い東京にも、カワセミやタカ、多くの昆虫が暮らしています。「首都圏ってこんなに生きものが多いのか」と驚かされる情報が満載です。


昨年、舞岡公園をしのいで最も多く訪れた江の島へ。
今年初の訪問ということになりますね。
まずはいつものハヤブサの所へ、新年のご挨拶に。
1月末の話なので少々遅すぎたかもしれませんが……。

ところで上の写真、中央右下付近を見てください。
親子連れが結構なデカさの岩に乗っかっています。
「危ない」というのは簡単ですが、こういう“冒険”も必要です。

で、お目当てのハヤブサはやはりいつものところにいらっしゃいましたが……↓






うお、首が吹っ飛んだ!?







なんてことはなく、単に角度の関係で頭が見えなかっただけでした。
まあ、首チョンパ(死語)の状態で木にとまっていたらホラー以外の何物でもないですが。

一方でよりリアルなホラーにも直面↓
微グロ画像があります。ご注意ください)










わかりやすい、ポッポの食痕
いつも食事をしている岩場から舞い落ちたことは最早間違いなく
根元に付着した生乾きのが全てを物語っています。((((;゜Д゜)))

ちなみに上のハヤブサの画像、
よく見ると脚の付け根付近が紅く染まっています。
この日は枝に止まってジーッとしていましたが
食を満たして一休み中だったんでしょうか?(汗)


なお、無関係だとは思いますが、この日のポケGOでは
普段あれだけ大量発生しているポッポの姿がまるで見当たらず、
「近くにいる」という反応がたまにあるだけで、姿を見せてくれませんでした。
やはり食い尽くされたということか?(違)





この岩場にはいつもイソヒヨドリが常駐していますが、
ハヤブサの餌食になっているのは、私の知る限りではいつもポッポ。
やはり純粋な海育ちの野鳥と比べると、ドバトは動きが鈍いのかも……。





そういえば波止場近くにこんなものが。
以前から設置されていたのですが、要するに足のツボを刺激するアレですね。
地味にポケストップに指定されていたりもします。

ちなみに私はこういうツボ系のものはどうも苦手です(汗)





島内を通過し、いつものように稚児が淵へ。
観光客で混雑する階段を、電柱の上からトビが高みの見物中。

……何? もっと間近で拝みたいと?↓









うわぁ……これは見下されていますね。

いや、あるいは無防備な立ち食い客を狙っている可能性もあり。
実際この日、3回ほどトビが食べものを掻っ攫うシーンを見かけました。








日向ぼっこ中。






稚児が淵へ降りました。
何か空模様が怪しくなってきましたが、相変わらずにぎやかです。
ぶっちゃけ、ここから人がいなくなるのは夜中と荒天で立入禁止になった時だけです。






カニはほとんど冬眠中(?)ですが、魚はそれなりに姿を見せてくれます。
写真はイソギンポ。アゴハゼ同様、ここではもうお馴染みの魚ですね。






昨年11月に撮影したケヤリムシが、全く同じ場所で確認できました。
(まあ、イソギンチャクと違って移動できないので死なない限りは当たり前なんですが)

……そう、実はほんの僅かずつですが
イソギンチャクは動けるそうです。
が、その様子を見守っていたらそれだけで生きものめぐりが終わってしまうため
ここでは概ね割愛させていただきます。(そもそも動画がUPできない以上無意味ですが)






岩の隙間にて。頑なに外に出ることを拒むカニ。
無理に引っ張り出してもカニに迷惑なだけですので、そっとしておきましょう。





稚児が淵の、磯に降りる前のトイレ前付近はポケモン出現率が高めです。
ピカチュウも出現。






この日は稚児が淵を散策後、島の中の方にも行ってみました。
例のカップル御用達の鐘がある方ですね(呪)
実はこの辺りは「江の島龍野ヶ岡自然の森」といい、元々は荒れた草地だったのですが
昭和後期(私が生まれるより前)に樹木を植え始め、現在のような豊かな森になったとか。
(看板にその旨が記載されています)

この森はそれなりに生きものの数も多く、
鮮明に撮れなかったので割愛しますが、この日はアカハラにも遭遇しています。
夏場であればセミを始め、昆虫も多数出現します。






寒桜らしき花が咲き、パンジーのコンテナを設置するなど
冬場でありながらそこそこ彩りがあり、心に温もりをもたらします。
まあ、鐘を目指すカップルは花なんぞなくても暖かいんでしょうが(呪)。

……今温もりが必要なのは私の心かもしれません。








ツバキの花にやってきたメジロ。
ウメやサクラのみならず、こうした大き目の花にも吸蜜に訪れます。






 
サムエル・コッキング苑前の広場にて。
ここでも吸蜜するメジロの姿が見られましたが、御苑のときと違って1羽だけ。
それもかなり枝被りだったため、残念ながらあまり注目してもらえませんでした。





 
おやくそく、海のお友達
ジム戦で役に立つかどうかは別として、今では江の島の新名物のようなものです。

≪個人的≫江の島の名物ベスト10
1位/岸壁のハヤブサ
2位/稚児が淵のタイドプール
3位/絶えることのない観光客の波
4位/食い歩きを狙うトビ
5位/江の島丼(サザエの卵とじを飯に乗せた逸品)
6位/サムエル・コッキング苑
7位/コイルとビリリダマ大量発生
8位/波止場のイソヒヨドリ
9位/エノシマトレジャー(今年もやるそうです)
10位/猫

※皆さんの「いや、これこそが!」みたいなのがあったらコメントくださいませ。





こんなのありました。モチーフは間違いなくシーキャンドルでしょう。
実写よりイラストの方が可愛いと思った私は、意外と末期症状かもしれません。



【1/29 江の島で撮影した生きもの】
鳥類・・・アカハラ、イソヒヨドリ、ウミネコ、オオセグロカモメ、カワウ、キジバト、シジュウカラ、トビ、ハクセキレイ、ハヤブサ、メジロ、ユリカモメ
その他・・・イソガニ、イソギンポ、イワガニ、オオヘビガイ、クロイソカイメン、ケヤリムシ、ダイダイイソカイメンン、タテジマイソギンチャク、ホンヤドカリ、ヨロイイソギンチャク



【1/29 江の島で捕獲したポケモン】
イーブイ・・・4
イシツブテ・・・8
エレブー・・・1
ガーディ・・・1
ケーシィ・・・6
コイキング・・・3
コイル・・・28
ゴース・・・3
コラッタ・・・1
サイホーン・・・4
サンド・・・1
シェルダー・・・5
スリーブ・・・2
タマタマ・・・1
ニャース・・・2
パウワウ・・・1
ピカチュウ・・・4
ピッピ・・・1
ヒトカゲ・・・1
ビリリダマ・・・18
フシギダネ・・・1
プリン・・・3
ポニータ・・・2
マンキー・・・4
ロコン・・・2
ワンリキー・・・3
※起動時間・・・1時間40分

≪総括≫
毎度ボール不足に悩まされるため、今回は(基本)レア度の高い種に狙いを絞りました。
コイルとビリリダマの豊作ぶりは相変わらず。さらにこの日は、ケーシィとピカチュウが
なかなかの高頻度で出現しました。この安定感はまさに折り紙つき。
正真正銘、湘南随一のポケモンの聖地といって良いのではないでしょうか。
なお、ポッポはこの日ほとんど出ませんでしたが、
普段ほぼ同じ出現率を誇るコラッタはちゃんと出現しました。
(ハヤブサは地上のネズミよりも空中の小鳥を狙うことで有名です)