迷彩柄の新顔(こども自然公園) | 首都圏生きものめぐり ~関東の動植物に会いにいくぶらっと散歩~

首都圏生きものめぐり ~関東の動植物に会いにいくぶらっと散歩~

雑誌編集者である著者が自ら首都圏の公園や自然地に足を運び、そこで出合った生きものの情報をお届けします。
都会の印象が強い東京にも、カワセミやタカ、多くの昆虫が暮らしています。「首都圏ってこんなに生きものが多いのか」と驚かされる情報が満載です。


錦織の試合を長時間視ていて疲弊したため、気力が抜けているのですが(汗)
朝は忙しくなりそうなので今日の内に更新しちゃいます。
(それでなくても昨日・今日と遠出したので、ダメダメである)

冬場は水辺に行けば常に何かしらカモ類が現れ、地雷を踏むことはないのですが、
この日行ったこども自然公園(大池公園)は池が広い割にカモの飛来が少なく、
変わりに小鳥の撮影に適した稀有なスポット。
実際、ミヤマホオジロやルリビタキなどにも何度か出会っていますし
上空には高確率で猛禽類が現れます。






年始の休み明けの土日ということもあってか、
正月イベントを開催していました(三が日に開催しても集客が難しいからか?)。
ちょうど小腹が空いたので、のり餅をひとつ購入。100円でした。






……今、眠い目をこすりながらコレ書いています。
コイツに突っついてもらったら起きれるかもしれませんが
木に穴を開けられるのですから軽く流血沙汰になるでしょう……。





 
バードウォッチャーがよく現れる中池に移動。
この日はスズガモが数羽見られましたが、キンクロハジロがいません。
もう飛んでいってしまったのか、隠れていて見えなかっただけなのか、
はたまたやっぱりスズガモをキンクロと誤認していたのか……(弱気)。






池の周りをぶらぶらしていたら、ポケGOでとんでもないものがヒット!
ハイパーボール+ズリの実のコンボでしっかり1発で捕獲しました。






カイリュー捕獲の興奮も冷め遣らぬまま、湿地帯へ。
確かここは本来深いヨシ原だったはずですが、大々的に刈り取った模様。
まあ、頃合を見てヨシを刈るというのは珍しい話ではありません。
渡良瀬は毎年大規模な野焼きをしますし、境川でも広域で草刈りをしていました。






この手の湿地帯には草木の種や小昆虫・小動物などの鳥の獲物が多いため
頻繁に野鳥が現れ、且つ見通しがいいので観察・撮影にはピッタリです。
写真はおなじみのシロハラ。ここではごく普通に見られます。






そんな中、ツグミ大の鳥影が森の中から現れ、対岸の木に。
後ろ向きで見えにくいですね。ちょっとポジションを変えましょうか。






ポジションを変えても見えにくかったため、少し待っていたのですが
間に太い枝が入って邪魔なことこの上なく。
「これが枝かぶりです」という見本のような写真ですね(呪)

そんなこんなで暫くやきもきさせられましたが
待つこと約5分。ようやく木から降りて見通しのよい場所に移動してくれました。








かなり距離があり、かつ一瞬のことだったので写りは満足ではありませんが
どうにか全身画像を押さえることができました。
トラツグミという、その名の通りツグミの仲間で本ブログでは新顔。
今年2種目の新顔ですね。


遭遇率 … 2

インパクト … 4

美しさ … 3

俊敏性 … 4



イソヒヨドリの♀を全体的に黄土色にしたような配色で
枯れ草や土に紛れやすく、数も多くはないので少々会いにくい鳥です。
舞岡などをはじめ方々の公園で記録は残っているようですが
私は初対面ですし、バードウォッチャーにとっても撮れたらかなり嬉しい種だとか。

ただ、配色だけを見ると縦縞が基本のトラとは大分かけ離れており
むしろヒョウの方が近いような印象を受けます。
ちなみに大阪の方が出やすいとかの特徴はありません。一応念のため。







再び大池に移動。この辺も草を刈って湿った地表が露になっています。
舞岡公園のタシギ、境川のバンなどはこうした環境が大好き。
何かいないかと覗いてみると、もぞもぞと動くものが……。↓








おお、これはなかなかの収穫。クイナが現れましたよ。
こども自然公園では以前にも遭遇したことがありましたが、
あの時はすぐ茂みに逃げ込まれてしまったため、満足に撮れず……。

この個体は少々警戒心が薄かったのか、
結構な近距離でこちらに気づいていたはずにも関わらず、
全然逃げずに食事に夢中になっていました。
クイナは本来気が弱く人前に出ないとよく図鑑に書かれているんですが(汗)。








クチバシが泥で汚れていますが、これは地面に突っ込んでいたためです。
クイナの食事はタシギなどと同じく、長いクチバシを土に刺しミミズ等を探すというもの。
こうした食事スタイルをとる鳥にとっては、
草を刈り込んで歩きやすくなっていた方が有利といえるでしょう。






10分以上開けた場所をウロウロした末に藪の中に消えていきました。
その際も動きは至極ゆったりしたもので、逃げるようなものではなく、
撮っているこちらもほぼ緊張感なく撮影することができました。
クイナ相手でこんなのんびりできたのは多分初めてじゃないかと……。
(警戒させないよう、こちらも緊張でガチガチになりやすいため)








クイナが去って暫くした後、遥か上空にオオタカが現れました。
(間があったため、クイナはこれを恐れて隠れたわけではないようです)
逆光かつ遠距離だったのでこれが限界でしたが、どうやら若鳥の模様。

日中の公園には人が多いため、下りてくるのはなかなか難しいようです。
バードサンクチュアリもありますが、見通しがあまり良くないため
地上の獲物を襲うには不向きな面もあります。
公園近くに田んぼやゴルフ場がありますので、あちらが狩場なのかも?









そうそう、皆さんコレご存知ですか?
再来月の3月下旬から6月にかけて、横浜で緑化フェアが開催されます。
メイン会場はみなと未来21周辺と、ズーラシア前の特設エリア。
会期中は仕事・プライベート双方で足を運ぶことになるはずです。

また、舞岡公園寺家ふるさと村三溪園がパートナー会場となっており
何かしらのイベント(?)がある模様。そちらもチェックしておきたいところです。

……さて、疲れました(汗)
多分錦織が勝っていても私はグダグダだったんじゃないかと(汗)。
明日も早いし、遠方で打ち合わせがあるのでそろそろ失礼いたします。
ゆっくり寝ましょう……zzzzz



【今日のカワセミ君】

厳密にいうとこれはメス。いつもと同じく中池に現れました。
人の立ち入れない池の中島を足場とし、何度もダイブを繰り返していました。



【1/9 こども自然公園で撮影した生きもの】
鳥類・・・オオタカ、ガビチョウ、カルガモ、カワセミ、キジバト、キセキレイ、クイナ、コゲラ、シジュウカラ、シメ、シロハラ、スズガモ、ツグミ、トラツグミ、ヒヨドリ、メジロ
昆虫類・・・タイワンリス


【1/9 こども自然公園で捕獲したポケモン】
イーブイ・・・6
イシツブテ・・・1
オニスズメ・・・1
カイリュー・・・1
クラブ・・・1
コイキング・・・2
コダック・・・1
コラッタ・・・2
コンパン・・・1
タマタマ・・・2
トサキント・・・1
ニドラン♂・・・7
ニドラン♀・・・1
ニャース・・・12
ニョロモ・・・1
ピッピ・・・2
フシギダネ・・・1
ポッポ・・・5
ヤドン・・・2
※起動時間・・・1時間45分

≪総括≫
この時はニャースの巣となっていたらしく、行く先々でヒット。
その気になれば30匹確保も可能だったのでしょうが、ストップの数が少なく、
加えて鳥の出現率が高く集中力を要したので、割と落ち着いた成績になりました。
何と言っても収穫はカイリューでしたが、残念ながらBPこそ2000超えだったものの
技の組合せがよろしくなく、既に2体カイリューを持っていたので博士送りに(汗)。
ちなみに今のデータでやり直してから野生のカイリューが引っかかったのは
これで3回目。そんな中、依然としてラプラスとポリゴンは見つかりません……。