ギフチョウ探索に失敗して引き返そうかと思いましたが、
ちょっと時間が余ったので、藤野のお隣にある相模湖駅で途中下車。
藤野駅前と比べるとお食事処なども充実していて、比較的開けています。
こちらも駅前に観光案内所がありますので、まずはチェック。
中ではお土産も売っています。ジャムやお菓子などが多いですね。
ちょっとお財布の中身に余裕がなかったので、買い物は控えましたが(泣)
近くの食堂で若干遅めの昼食を。
山菜うどんです。こういう山間部に来るとかなりの頻度で注文している気がします。
ちなみにお値段は480円。ワンコインってのがいいですね。
≪ちょっとした宣伝≫
昼食を食べた食堂で売られていたこの積み木。
間伐材でつくられたオリジナル品で、実は私の勤める会社の社長が関わっている
非営利組織が生産販売しています。相模湖に行くことがあったらチェックしてみてください。
青空の下に広がる相模湖。
比較的静かな、落ち着けるスポットです。
原っぱにはオオイヌノフグリなど、小さな花が咲き始めていました。
ただ、ここまで街中ですとあまりタテハチョウも来てくれません。
少なくともクジャクチョウみたいなのは期待しちゃいけないでしょう。
遠くに見えたオナガ。この後、民家のキンカンを盗み食いして去っていきました。
相模湖公園は湖畔の一角に位置し、商店街やボート乗り場、ゲームセンターなどがあります。
残念ながら、生きものの豊富な自然空間などはあまり期待できないようです。
また、湖にもカモらしき鳥の姿は見当たりませんでした。
ランチをとった食堂でもワカサギの天ぷらがメニューに並んでいましたが、
どうやら相模湖畔の名物らしいです。残念ながらこの日は食べませんでしたが……。
ボート乗り場。おなじみのスワンボートも。
公園からは大分離れましたが、湖畔の一角にて。
公道に面した雑木林の入口に、下草と落ち葉の広がる原っぱがありました。
藤野の草原同様、初春のこういう場所にはタテハチョウがよく姿を現します。
まあ、こんな今更載せるほどでもない(?)奴も出没しますけれどね。
≪ツマグロオオヨコバイ≫
遭遇率 … 5
インパクト … 1
美しさ … 3
俊敏性 … 3
あんまりにもありふれ過ぎている上にGKBRほどではないにせよ不人気な昆虫なので
これまで見かけても眼中になくブログにも掲載してきませんでした。
一応、初春に見かけた数少ない昆虫だったので今回初めてアップしました。
(教訓:一寸の虫にも五分の魂)
ちなみに不人気なのは外見のせいではなく、植物の汁を吸って弱らせるからです。
朽木にやってきたルリタテハ。
翅の裏側がとりわけ地味で黒色が濃く、数多いタテハチョウの中でも特に枯葉に似ています。
写真のように木や石ならまだしも、落ち葉の上にいたらそう簡単には見つからないでしょう。
……まあ、近付けば飛び立つのですぐにわかりますけれど。
湖にかかる橋の近くで、こんな案内板を発見。
かつての東京五輪では、この相模湖でカヌー競技が行われたそうです。
なるほど、だとすれば2020年だってわざわざ葛西でやらんでもいいだろ――って声が上がるのも
無理のない話ではありますな。戸田ボートじゃだめなんだろうか?(爆)
【総括 ~次回のギフチョウ捜索に向けて~】
今回の最大の失敗は、あらゆる面において情報がなかったことに尽きます。具体的な場所の事前情報さえあれば、バスを乗り継ぐためにもっと時間に余裕を持って出発することもできました。いやそれ以前に、今年はまだあまり出現していない――という情報があれば日を改めることもできていたんですが……。
とはいえ、スポットごとのギフチョウの出現具合なんて現地に足を運ばなければ基本わかりませんし(観光案内所にTelすりゃいいだろ、ってのはナシの方向で)、今回の失敗も意義はあったと思っていいでしょう。気を取り直し、再来週またチャレンジいたします。
※4月中ならまだ期待できるとのことですので。