マウリツィオ・ポリーニ

3月23日に82歳で逝去

ヴィルヘルム・バックハウスは、ベーゼンドルファーのピアノを好んで弾いていた。

 

 

 

 

 

 

 

昔、東京で下宿していた時の事だが、受験勉強の合間に図書館へ行って、視聴覚コーナーで、好きな演奏家のLPレコードを聴いたりしていた。バックハウスのベートーヴェンピアノ・ソナタ全集のLPも聴いたことがあるが、そのLPの解説書に、バックハウスの座右の銘というのが書いてあったのを覚えている。何という言葉だったかは忘れてしまった。

ヴィルヘルム・ケンプは、1991年に、95才で亡くなった。

1991年という年は、ケンプを含めて3人のピアニストが亡くなった年であった。すなわち、クラウディオ・アラウとルドルフ・ゼルキンが、ともに88才でこの年に世を去っている。

当時、これらの訃報をニュースで知った時、私は、ケンプというピアニストはまだ生きていたのかと、ビックリしたのを覚えている。

ケンプはモノラル、ステレオとベートーヴェンピアノ・ソナタ全集を2回録音しているが、私はステレオ録音の方のLPを図書館で聴いていた記憶がある。 

LPレコードに代わってCDが普及するとまもなく、アシュケナージやバックハウスといったピアニストのベートーヴェンソナタ全集のCDは、すぐに出回るようになったが、DGは中々ケンプのベートーヴェンをリリースしなかった。それを待ちかねた私は、当時のCDショップに並んでいたベストクラシック100選というシリーズの中から、ケンプの演奏しているCDを買った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これが、福井県に移り住んでから私の買った、初めてCDだったが、値段は確か、1,000円くらいだったと思う。当時、CDは、1枚3,000円近くするのが普通だった。