氷の大劇場~シェイクスピア氷柱群2017-18冬~ | こてログ。〜素晴らしき平凡なる日常〜

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やあ、またもや久しぶり。(´・ω・`)

また長いこと離れていたけど、わしは元気だよ。

ここに来ていない間も

 

霧氷を求めてきたのに無氷の竜ヶ岳にがっかりしたり

 

金剛山でお茶を濁したりしていたよ。(´・ω・`)

 

まあ、正直今シーズンは思うように冬山を堪能することもままならず、気が付いたらあっという間にシーズンが終わろうとしているのだ。

本当にわしはいったいこの冬、何をしていたのだろう。(´;ω;`)ブワッ

 

そんな中、思いもよらぬお誘いを受けることがあったのだ。

 

 

「シェイクスピア氷柱群いかねえ?」

 

と。

 

 

シェイクスピア氷柱群・・・。

関西でも指折りの難コースで、状況によっては先に進むこともままならない危険極まりない場所である。だが、その難関を突破した先にある巨大な氷瀑は、まさに屈指の大絶景であるという。

 

そんなシェイクスピア氷柱群

 

行かないわけがねえ。

ヽ(゜∀゜)ノ

 

 

シェイクスピア氷柱群へのルートは、冬季通行止めになっている大台ケ原ドライブウェイから入る。

今回はスタートから12本爪アイゼンピッケルをフル装備だ。

 

見上げれば大普賢の勇壮な頂が目に入る。

目指すシェイクスピア氷柱群はあの直下になるのだ。

ちなみに、中央左に見えているのはグランドイリュージョンという、シェイクスピア氷柱群よりもさらに先の選ばれた者(クライマー)だけが見ることが出来る大氷柱である。すげー!

 

途中までは平らだった道を、急にガツンと登る。

うーん、久々だぜこの感覚ぅ!

 

もはや朽ちそうな木の橋を渡る。

まあ、ユサユサしないからまだ朽ちることは無かろう。

ちなみに、この辺りを山葵谷というらしい。

 

ただの名もなき氷瀑ですらこのレベル。

うーん、これは期待しちゃう。

 

こ、この足跡は・・・クマさん!!

((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

 

途中で見つけた滝の周りに出来ていた氷の結晶。

キグナス氷河っぽい。

 

プチ氷筍も出来てた。

 

さて、歩くこと約1時間。最初の目的地ブライダルベールに到着。

ここもシェイクスピア氷柱群と並び称される有名な氷瀑なのだが、ここは表もいいが、見ものなのは裏である。

 

氷瀑の脇から、滝の裏の洞窟に潜入!

ここには美しい絶景があるのだ。

 

のっけからどでかい氷筍がお出迎え!!

ここは氷筍が数多くできるので有名な場所なのだ。

 

見よ!

 

氷の滝から入る柔らかな光に照らされる神秘の光景である・・・!

 

美しい・・・美しいではないか・・・

(´;ω;`)ブワッ

 

出たところにフォークみたいなツララもあった。

うーん、小悪魔。

 

ブライダルベールの美しさに心奪われてしまい、すっかり先に進む気が失せてしまいそうだが、今回のメインはシェイクスピア氷柱群である。

しっかり気合いを入れなおして先に進むぞ。

そもそも、ここから先は危険地帯のオンパレードである。

舐めてたら死ぬる!!

 

アイゼンにピッケルを駆使して必死に進むと、このようなでっかい岩がある。

この岩がシェイクスピア氷柱群入り口の目印なのだ。

さあ・・・いよいよである。

 

 

 

 

 

どーん!!

 

 

 

 

 

来たああああああああああ!!!!!

ついに、ついに数年来の憧れシェイクスピア氷柱群に到着だ!!!

ヒャッホウウウウウウ!!!!!

ヽ(゜∀゜)ノ

 

左がハムレット、右がリア王と名付けられた氷柱である。

ここはアイスクライマー達の集う名所でもあるのだ。

 

リア王の中に入ってみる。

気温が高いので細かい氷がパラパラ降ってきているが、ここから見る景色はまさに大劇場である。

 

氷柱群の右端に位置するマクベスと名付けられた氷柱。

上の方が少し欠けているが、それでも大迫力だ!

 

クライマーの兄ちゃんにカマキリ(アイスアックス)借りてかっこいい写真撮ってもらった。

うーん、素敵。

 

ここで、マクベスからツララを一本拝借した。

今日は天気が良く、気温も高い。

 

なので

 

ちべたーいドリンクを

ツララでいただくぞ!!!

 

うーん、ここまで苦労してやって来たからこそ味わえる至福の時。

しゅわしゅわー、しゅわしゅわー言うてのう・・・!!!

(ノンアルです。)

 

しばらくシェイクスピア氷柱群を眺めながらまったりする。

いつまでもここにいたくなってしまうような美しい氷の共演を眺めていると時のたつのを忘れてしまう。

 

ただし、いつまでもここにいるわけにもいかぬ。

1時間ほどで休憩を切り上げ、下山することにする。

 

シェイクスピア氷柱群上部にあるアウトサイダーと呼ばれる氷柱。

これもなかなか素晴らしい。

 

サルっぽい雪。

 

名もなき氷瀑。

ほんまにどこ見ても絶景しかおまへんな!!

 

氷つぶつぶ。

 

登山口に一番近いところにあるアイスガーデンと呼ばれる場所。

ここは比較的簡単に来ることが出来るので、ツアーが組まれたりしてわりと観光客も来たりする。

 

名言いただきました。

 

遥か彼方のグランドイリュージョンに思いをはせる。

いつかは行って見たいが、あれはガチのアイス屋にしか行けんなー。

 

本物のサル。

 

はい、帰ってきました。

 

 

今シーズン最後のチャンスをものにできた、納得のいく山行。

あこがれの対象でしかなかったシェイクスピア氷柱群をこの目に拝むことが出来たというのは大きな収穫であった。(´・ω・`)

来年こそは、ハイシーズンの氷柱群をゲットしたいところである。

精進せねば!!!

 

下山後は焼肉定食。

いや、たんぱく質が疲れた体に染み渡るぜ!!!

 

 

おしまい。

 

 

 

 

 

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