このブログは、なぜか地味なアクセスが続き、昨日は過去最多アクセスを更新した。とはいっても、地味なブログなので、元々アクセス数は少ない。やっぱり、公募関連のスレがアクセスが多く、google検索からの流入もみられる。特に誇張して書いていることもないので、悩みや希望がある方々に少しでも参考になれば幸いである。今年も教員公募の選考委員に入ってしまったがために、新規スレはなかなか書きづらいこともあり、ちょっと遠慮していた。大学組織も65-70歳代の退職適齢期が多いので、毎年のように補充のための公募(時に縁故)があり、実際、業績審査など夏休みに読み込みがあった。オンライン授業の副産物で、Zoomなどを使った教員間の意思疎通ができるようになったことは、少し楽になった。

 

世の中、新規感染者が激減して大学には対面授業移行への圧力がかかりやすい。文科省は、大学は授業は対面で、入試も対面でという姿勢は崩していないので、緊急事態宣言を言い訳に一切対面授業を行わないのも無理がある。スポーツの課外活動で、合宿所等でのクラスタ発生はよく聞くが、対面授業をしていてクラスタが発生したとは聞いたことがなく、一定の予防措置で感染は回避できることがわかってきている。

 

とはいえ、授業で感染を避けたいのが大学法人の考えるところ。新規感染者の動向には関係なく、ひたすら年度末までオンライン授業を堅持する大学もある。個人的には、学生に授業を受ける機会を持ってもらいたく、選択できる場合はいわゆるハイブリッド形式を選んでいる。大学に来たい学生には対面授業を、大学にこれない事情がある学生にはオンデマンドのコンテンツを提供している。学生が大学に来て、教員、同級生、先輩後輩と接することは、学生にとって有形無形のアセットになるはずで、なんとか対面授業は続けていきたい。