ACTAに関して、二次著作およびインターネットが受ける影響について | 「都青少年健全育成条例改正案」と表現の自由に関するブログ

「都青少年健全育成条例改正案」と表現の自由に関するブログ

都青少年健全育成条例改正案改正児童ポルノ法改正案に関するコメントを広く募集するブログです。
ブログ主催者はいかなる政治団体、宗教団体等、その他の団体には一切関わりはありません。

これより、漆黒の騎士団 CEO 不定期会見を始める。




始めに、我々漆黒の騎士団は、東京都の条例に問題があると発言した小沢一郎氏の民主党離党に対し、また、それと鳩山元総理が連携を取ることについて、全面的に支持する。

私は現在、福島原発からそう遠くない位置より、会見をしている。

よって、中央の状況は解らないが、表現の自由を過度に規制することは悪である。

文化の終焉を意味する。




今回の偽造品の取引の防止に関する協定 ACTAは、模造品、特に日本やアメリカ、ドイツ、フランス、イギリスなどの高付加価値商品を製造している国家にとっては、大変重要な問題であり、国際法として、これを用いることは大変重要だと認識している。

しかし、これによって、日本の各企業が打診をするなどし、国内で現在親告罪(権利者が訴えを起こした時のみ成立する犯罪)となっている、いわゆる二次著作にまで手を広げ、非親告罪となすのならば、それはユーザーの権利を侵害するのみならず、各企業の裁量的な面までをも、国家が規定することになり、公共の利益にならないものであると私は認識している。



これは、漆黒の騎士団の見解ではなく、CEO 零としての、あくまで個人としての見解であることを予め断っておく。

私としては、国際的な機関として模造品を円滑に摘発出来る状態になることは、正義であり、歓迎する。

しかし、これをそのまま日本の国法とするのであらば、それは、光源氏物語から続く千数百年にわたる二次著作文化の破壊を意味し、断じて容認出来ない。

東京都の件で、我々新しい日本人がどれだけの行動力を持っているか、おそらく、国会議員の決して少なくないものが目にしたと思う。

もし、国会で著作権法に関する法律を改正し、非親告罪とするならば、我々は全兵力をもって、これに対し、全力で合法的に対処するものである。




最後に、小沢一郎氏に対し、日本の表現の自由と新しい産業、日本の文化を守り、そして、名も無い一般市民の生活を守る守護者になってもらうことを、此処でお願いする。

どうか、事務所のオーバルテーブルにつき、その目の前にある黄色みがかった鏡張りの壁を見ながら、自問自答していただきたい。

そして、セイコーブライツを身に着け、国民の為に額に汗し、政治活動を行っていた秘書とともに、どうかこの件に関し、真剣な検討をしていただきたい。




以上で会見を終わる。