夫君の車メンテ物語はタイミングベルト問題で終わりませんでした。
先週半ばにパワーステアリング液が漏れて駐車していた地面に結構な量で染みを作ってるのを発見。
早速メカニックに問い合わせたら、修理に$200かもっとかかるかもって言われて、一念発起した夫君。
"自分で直すわ。
随分前にした事あるし。"
と、言い切ったので、大丈夫かいなと思ったんやけど。。。
こちらにはAuto Zoneっていうカーメンテ関係の物なら大抵揃ってるチェーンストアがあちこちにあるんですわ。
夫君はパワステ液を送るチューブに問題があると見はったので、Auto Zoneにて交換する問題のチューブや他に作業に要るだろうものを幾つか購入。
その後どうしたかって言うと、駐車して車の下に潜って作業出来るところを探したんですわ。
ウチは賃貸コンドやから、自分のガレージなんか無いですもん。
結局、新興住宅建設中でオープンなエリアを見つけて、そこで作業決定に。
ジャッキとか無いので、歩道のギリギリ端に片輪を乗せて簡易ジャッキ状態にしたんです。アイデアやね。
ウチのコンドのカーキチのメンテのお兄さんの提案やったんだけど。
これは丁度上手いこといった。
問題はその後で、20分もあったら直せるって豪語してた夫君は1時間以上油にまみれて格闘。
もう夕方になって来た頃、オープンなそのエリアに車が数台、次から次とやって来て、ちょっと何者?系の若い男達がワラワラと群れだしたンですわ。
ウチの車からそんなに離れてないし。。。
ワタシはコレ、大丈夫かいな、ヤバくなるんちゃうん、こっち来んといてなと思って、注意引かんようにさり気に、でも群れをガン見してましてん。
車が時折、この辺りを通り過ぎていくけど、群れてる男達以外に近辺に居るのは向こうの方にある建設用巨大ブロックによじ登ってグラフィティをペイントしてる数人の若い子達くらい。
車通りの多い道路から離れてるので、何かあっても人には直ぐには気付かれにくい所だし。
だから、群れ出したのを見た時には嫌だなー、と思ったんですよ。
夫君がようやく作業を終わって(諦めて)後片付けをしてると、そのグループは柵の向こうにある暗い林のようになってるエリアに皆で入って行った。
ドラッグパーティとかやろか、って夫君と言ってたんだけど。
悲しいけど、此処ではよくある事。
ま、関わる事態にはならんかったから、ホッとした。
パンデミック以降、フィラデルフィアの治安は悪くなってるのでね。注意は必要ですワ。
結局、夫君はチューブは交換せず。
チューブを接続して固定する部品がおかしかったので調整したって言ってたけど。
その後、ちょっと車を走らせてからパワステ液ボトルの辺りをチェックしたら、エラい濡れてるやないですか。
コレ、チューブやなくてボトルかキャップに難アリとちゃうんって聞いたら、ソレもありかもしれんなー、と軽くかわされた。
以前にこのリペアした事あったんは何時やったん?という意地悪な質問したら、
以前にしたと思うねんけどなー。
というお返事。
ははー、、、
という事は、今回お初の経験やったわけやな。
まぁ、メンテ代節約しようとして頑張りはったので、ご苦労さんということで。
でも、パワステ液漏れが落ち着いたかどうかはまだ分からんわけです。
次はどこが悪なるのかな、と不審になるのは無理もありませんでしょ。
なもんで、最近、乗る度にいささか緊張するようになっております。
中古車あるある、なエピソードですかね。