PhilliesはMetsに負けて残念でした。
DodgersがPadresを破ってナショナルリーグの決戦にMetsと対戦。Padresのダルビッシュ選手の投球は落ち着いて素晴らしかったけど。
決戦はどちらのチームも日本人選手達が先発メンバーで試合に挑むというお初の状況で楽しみです。
さて、金曜日はクライアントのMastectomy、乳房切除手術でした。
前がん組織が片方の乳房で1箇所以上に見つかって、コンサルをして至った決断の手術です。左側を全摘出でした。
手術時間の遅延もあり、医師や麻酔医との色んな手術前チェックも含めて、9時間近く病院に詰めて、ようやく手術も成功終了後にぐったりと意識もまだ危ういクライアントの無事を確認したのが夜の9時。
感情爆弾かかえて、しょっちゅう怒鳴るクライアントの擬似家族のおっ母さんと(クライアントが居候してるお家の頭領) 長時間一緒にいるのも楽やなかったですー。
その上、今週は他にも心不全で駆け込み入院になったクライアントやメンタル疾患だけでなく、脳障害や身体障害もある難しいクライアントの件で病院の医師やナースとちゃんちゃんバラバラやらかさないといけない状況もあったりして、脳みそと身体が3つは欲しい、とヘロヘロな週でした。
はぁー。。。。
せやけど、最近の手術後のケアの簡素化、ホームケアで手術直後から回復度をモニターするやり方にはやっぱりいつも驚きます。
こんなメジャーな切除手術でも退院は翌日なんですよ。あとはナースがホームケアから週2回ほど訪問して患者の様子を見守るやり方なんです。
執刀医とのフォローアップアポは1ヶ月後で、しかもテレヘルス、つまり、電話で問診だけです。
胸の手術のステッチは自然に無くなるタイプのもんなんで、何もする必要ナシ。
しばらくはコンピュータのマウスくらいの大きさのプラスチックポーチを2個、切除手術した胸にチューブで取り付けたままにして傷から出る液体を貯めますのん。
日に3回、ポーチを空にして何ml溜まってたか記録せんとアカン。
それも同居の家族が責任もってケアさせられるんです。
おっ母さんと2人でポーチを空にする手順と注意事項をナースから教えてもらいました。
胸に空気が入ってしまうと血栓の原因になるので気ぃつけんとアカンのが神経使います。
日本ではこういう手術後は少なくとも数日は入院になって、そういう作業も病院ナースがやるんやろうか?
アメリカではとにかく入院日数は出来るだけ最短にして、ホームケアや外来診療でアフターケアする事が多いです。
彼女も含めて、入院騒ぎになった他のクライアント達のケアとかもまだあるので、週末明けはまだまだ予想不可能の事態の見通しです。
今日は日曜日、それらの事は考えんとこう、、、と思っていても、既に朝から超難しいクライアントのホームエイド(ヘルパーさん)や心不全クライアントからの"help me"テキストが入って来ててね。
クライシスが同時多発。多過ぎですー。
こんな週もあります、デス。
病院の街、フィラデルフィア。
3つ、メジャーな病院システムがあります。
以前は3つ以上あったんだけど、どんどん吸収されて現在の三大系統病院システムのどれかに入ってしまってます。
道を歩けばドクターとナースに当たるフィラデルフィアのダウンタウンです。