先週の日曜は、我らが小林瑞季の新築祝いと新居拝見に合わせて、桐生のボートレースメモリアル優勝戦を観戦してきた。場内は早い時間から大混雑で、いかにもギャンブル熱の高い北関東エリアの群馬ここにありといった感じ。ただ、喫煙所などで勝った負けたを語っている若者たちの掛け金の大きさに驚きとともにドン引きする場面もあった。SG開催は関係者だけでなく、地元ファンも熱狂の渦に巻き込み、酷暑で有名になったこの地を、さらにヒートアップさせたようだ。
そんな狂騒曲のクライマックスが優勝戦。主役はもちろん、スーパースター・峰竜太というわけで、前検日にエース機を引き当てた瞬間から、本人が描いた通りに予選トップから準優を1着通過し、堂々と1号艇での登場である。レースは2号艇の地元エース・毒島の渾身の差しが入りかけてスタンドは大いに盛り上がったが、その攻めを封じてからは盤石の逃走。見事にGRANDE5を達成し、3億円の金塊をゲットした。

同じ公営競技のプロ選手として、3億円ボードを掲げる峰竜太が、瑞季の目にどう映っているのか気になった。オートがボートに比べて賞金がかなり低額なのは今に始まったことではないが、同じように命懸けで戦っている選手への報酬という意味では、賞金額を上げられない主催者側に問題がある。船橋廃止以降、国内に5場だけになり、近畿圏に1場もない立地の偏りが、全国区のボート・競輪に比べると不憫で仕方ない。
それでも、瑞季自身、山陽連続参戦のつかの間の休みにわざわざ群馬に戻り、桐生ボートに2日連続で足を運んだのは、多くのファンの声援を受けながら選手とファンが一体となって大会を盛り上げる最高峰のレースを肌で感じることで、アスリート本能が大いに刺激され、次への活力になると確信しての行動だという。膝の状態は万全ではないようだが、明日からのGⅡ小林啓二杯での奮闘と安全な走りを心から願っている。
さて、当日のワタシの成績はというと、中京2歳Sを3連単ではなく3連複で買って、配当は660円に終わったが、新潟記念は◎ゾロアストロと◯ロデオドライブのワンツーで「クビ差勝つのが理想」と書いたら、2頭の「アタマ差」決着という、素晴らしい誤差でのズバリ的中だった。3連単4200円&3連複810円は、人気3頭の組み合わせとしてはなかなかの好配当。おかげで、ノリノリで桐生ボートに儲け分を投じ、優勝戦で⑤定松絡みの①②⑤を厚く買って撃沈したのだった。
さて、POG。
今週は札幌2歳Sにショウナンガレオンがスタンバイしている。登録12頭を見たら知らない馬が多かったので「?」と思ったら、未勝利馬が7頭も含まれていた。新潟2歳Sも未勝利・未出走が5頭いて実質5頭立てと揶揄されたが、頭数が集まらないのが今のトレンドなのか、集められないJRAに問題があるのか…。新潟では未勝利組でも持ち時計優秀なスイートアリッサムがいて4着に入ったが、札幌にはそんな隠れた逸材は見当たらない。
まあ、いずれにしても、ここは怪物候補のショウナンガレオンが普通に回ってきて、重賞タイトルを手に入れ、今後に向けて大きく賞金を加算するレース。相手関係はあまり気にせず、自身がいい仕上がりで不安なくゲート入りできることだけを願っておく。