明日は待ちに待ったプロ野球の開幕である。こんな日は仕事を早めに切り上げて、いつもの沢屋でチョイと一杯やりながら観戦するのが最高なのだが…。日程調整で大失敗していた。１か月前にこの日の会食を打診され、空いていたので気軽にＯＫしてしまったのだ。というわけで、会社から我が家とは逆方向の馴染みのない街で19時から２時間一本勝負。おそらく、否、間違いなく二次会に突入するので、23時お開きで帰宅はてっぺん過ぎか。何とか結果を知ることなく帰宅してから試合の録画を観たいのだが、このＳＮＳ時代にそんなアナログな“耳栓作戦”が通用するだろうか。お願いだから試合結果を匂わせる余計なLINEはしないでくれ～！
さて、ＰＯＧ。
昨日、優先権がある２歳馬３頭を取り上げた流れで、残りのきょうだい馬たちもピックアップしてみた。
今期の１位指名で１勝止まりのラケダイモーンの弟、ジュゼロはサートゥルナーリア産駒で金子軍団の３億円ホース。レイデオロ産駒の中で体のバランスが抜群に良かった兄は、それでも所詮は低調なレイデオロ産駒でしかなかった。この母系の成功例は、ステルヴィオ&ウンブライルのロードカナロア。同じキンカメ直子のレイデオロで失敗したあとの、カナロア直子のサートゥルナーリアでどんな変化が生まれるか。セレクト落札時に吉田勝己氏はこの馬を評して「とにかくすごい」と語っていた。新種牡馬サートゥルナーリアが、現役時代のイメージ以上に柔らかさとスピードを産駒に伝えているのであれば、種牡馬としての父の成功とともにこの馬の出世もありそうだが…。
新ダート３冠獲りへ羽田盃に出走するアマンテビアンコの妹、フォンデネージュはシルクの募集馬で“あのシュトラウスの”武井厩舎。馬名の意味は、ユキチャン⇒アマンテビアンコ(白い恋人)ときて雪つながりのフランス語で「雪解け」だとか。母の良さがなくならないでほしいと思ったのは余計なお世話か。父がドレフォンに替わったことで、母がそうだったように完成するまでは芝・ダートの二刀流が可能になりそう。現状、新ダート３冠体系の確立によって喜んでいるのは牡馬と大井競馬場であり、牝馬が割りを食っているのは確か。砂仕様の牝馬はＰＯＧでは獲りにくいのが本音である。
ソウルスターリングの初子スターリングアップの妹、スタードメイソンは姉と同じブリックスアンドモルタル産駒。なんでソウルに２年続けてこの馬をつけてしまったのだろう。しかも、体が小さいらしい。ちなみにその下はコントレイルとの夢配合の牝馬。期待はこちらか。義理で獲り続けるか、いったん手放すか。ギリギリまでそんな決断に迫られそうだ。
他には、ダノンザタイガー&フレミングフープの妹でエピファネイア産駒の「シーズアタイガーの2022」、 ウィクトーリアの２番子でアリスヴィクトリアの弟でリアルスティール産駒のウィクトルウェルス、ルディックの弟でアメリカンファラオ産駒の「ミスベジルの2022」、アタラヨの妹でオーセンティック産駒のスパークルノヴァなどがいる。