本日から伊勢崎オートで我らが樹良の13連勝&２節連続Ｖへの３日間決戦戦いが始まった。今回も超強豪は27日に年間表彰があるため不在。このあたりが“持ってる男”である。初日はスタートの遅さを露呈して初めて前に出られたが、冷静に抜き返して最後は独走の11連勝。ハンデ差によってもしかしたら最大のライバル？と目されていた同期の森下が５Ｒで初めて敗れ、準決入りを逃したことで、理不尽ともいえる優勝戦の組み合わせになることも避けられた。明日はいよいよ青山周平に並ぶ12連勝へのトライ。とにかくスタートに集中して、いつも通り涼しい顔で大記録のゴールを駆け抜けてほしい。
さて、ＰＯＧ。
今週は弥生賞。このレース名を聞くと、春の足音というか、いよいよクラシックへの助走が始まる感じでワクワクする。
今年はダノンエアズロックがスタンバイしている。我が軍団も長～い冬休みを経て、ここからが３歳戦の本格始動。 ダノンエアズロックについては、昨年６月のデビュー戦と秋のアイビーＳの２戦しか走っていないが、デビュー戦ではサンライズジパング(４着)に完勝しており、休み明けで20㌔増で出てきたアイビーＳでは、２歳“王者”のレガレイラ(３着)を完封するなど、暮れの大一番の前に皐月賞路線の有力どころを退けてしまったのだから、“隠れ２歳王者”と呼ばれるのも納得だ。
今回はそのアイビーＳ以来の休み明け。使いたくても使えなかったのか、使うつもりがなかったのかは分からないが、堀厩舎がもしかしたら共同通信杯？という早いタイミングで帰厩させてここまでしっかり乗り込んできたのだから、不安より期待のほうが大きいに決まっている。
登録12頭で今年もスローな流れは必至だけに、これまで同様、スタートで前に行って、行きたい馬がいたら行かせての横綱相撲で、最後にきっちり脚を伸ばせば、結果は自ずとついてくるだろう。