ふと閃いた。「そうだ、ボートレースびわこに行こう!」。そうと決まれば行動は速かった。京都行きの仕度を急ぎ、東京11時39分発ののぞみに飛び乗った。
14時前には京都に着くので、順調なら15時前にはびわこに参戦できる。
名古屋を出たあたり。準優デーらしいがどんな選手が参戦しているのだろうと思って、ネットで出走表を開いたら「発売終了」の文字が並んでいる。まさか…。成績ページに移ると「強風のため6R以降中止」と出ているではないか。
何十年かに一度の参戦計画が、まさかまさかの強風で吹き飛ぶとは…本当に運がない。いや、待てよ。もっと早く移動していたらムダ足になっていたわけだし、のぞみの中で気付けたのは不幸中の幸い、ラッキーなのかも。何事も前向きに解釈すれば怒りもわいてこない。
そんなわけで、14時にホテルにチェックイン。18時半の先斗町集合までたっぷり時間がある。さて、どう過ごそうか。「そうだ、清水寺に行こう!」。すぐに閃いた。実は大阪単身赴任時代、清水寺は平成~令和の大改修だったので、近くまで行って諦めていたことを思い出した。
京都での移動はもちろんバス。京都駅前のバス乗り場で並んでいると、なんか見たことあるツルツルヘアに濃い眉のメガネ男がこちらをジロジロ見ながら近付いてくる。まさか…。大阪時代の上司だった。傍らには先週の大阪出張で会った営業担当も。「あれあれ、SCHさんじゃないスか。このバスってことは…観光してはるの?」。確かに間違いではないが、スーツにネクタイで観光なわけないでしょ。ただ、三条への移動に清水寺と八坂神社を経由するだけの話。まあ、観光といえば観光だが。それよりも、こんな所で出くわす偶然をもっと驚いてほしいものだ。
まさかが多い一日だが、清水寺には無事到着。学生・外人・ヒマ人がホント多い。人混み嫌いのうえ観光地に不似合いなスーツにネクタイなので、速足で37年ぶりとなる清水の舞台を目指し、写真だけ撮ってきた。それでも、舞台の裏のほうの緑に囲まれた道を歩いていると、自然に吸い込まれるような“THE癒し”の瞬間に遭遇。これだけでも来た甲斐があったと納得した。京都は奥が深い。

夜の仕事は順調に進み、早めにお開きになったので千里丘の「縁」へ。コロナ禍では数年ブランクがあったこの店に、2週続けて訪れるというのは不思議な感覚。店主には終電まで付き合ってもらい、感謝!感謝!
さて、POG。
今週と来週は出走予定がないが、注目しておきたいのは2歳未勝利戦。新馬戦で負かした馬たちが次走でどんな走りをするかで、レースレベルが改めて問われることになる。
シュトラウスの衝撃の圧勝劇となった6月3日東京芝1600からは、9馬身差2着のショウナンマントルが土曜阪神1R芝1600に登場。さらに3馬身離れた3着ブシンは、最下位9着のトーセンイライザとともに土曜函館1R芝1200へ。ショウナンマントルはパドックを見て普通に新馬勝ちレベルの馬だと思ったし、ブシンはマイルよりはスプリンター寄りだと思うので。どちらも勝機は充分ありそう。シュトラウスの怪物感を際立たせるような走りを期待している。
チェルヴィニアがボンドガールの2着に敗れた6月4日東京芝1600(牝)からは、チェルヴィニアから3馬身離れた3着のコラソンビートが、日曜東京芝1600に出てくる。ボンドガールに次ぐ上がり2位の末脚を繰り出していたので、こちらも間違いなく上位争いだろう。すでにボンドガールとチェルヴィニアによって、伝説の新馬戦となりそうな予感があるが、これにコラソンビートも加わって3頭で桜花賞に向かうのも悪くない。
そういえば、今週の新馬にもしかしたらかなりの大物かもと警戒している牝馬がいる。土曜東京5R(芝1800)の7枠8番に決まったルージュスエルテ(菅原明)。ワタシの指名候補に入っていたハーツ牝馬で、デビュー時期が延期になるなど嫌う材料があったので見送ったが、ホント、他の人が指名してなくてよかった。とにかく、1週前追い切りの動きが超抜というか、調教であんな切れのある走りをする馬は見たことがない。実戦であの走りができるようなら、来年の牝馬路線はこの馬で決まりかも。単勝を買っておこう。

