伯父さんが亡くなったのは1月29日の未明だった。92歳。年齢的には大往生だが、コロナで3年ほど会えず、そこまで健康を損ねていると思っていなかったので、元気な姿の印象ばかりが頭に残っている。翌日の30~31日は帯広出張だったので、悲しさと慌ただしさと寒さが入り交じり、冷気に体が支配される中、不思議な気持ちで個人を偲んでいた。
ワタシとは奥さんの伯父という間柄だが、我が家のマンションのオーナーであり、22年前に声を掛けてもらい蕨に移り住んでからは一番の身内のような存在だった。夏にはウチの家族を何度も旅行に連れて行ってくれたし、それぞれの誕生日には浦和のロイヤルパインズホテルで食事会を開いてくれた。
そんな伯父さんとの最大の思い出は、7年前の夏、飛鳥Ⅱの船旅に誘ってもらったこと。横浜から乗船し山形・酒田港経由で高岡港へ。そこからバスで五箇山経由で金沢を探索し、開業間もない北陸新幹線で帰京する2泊3日の豪華旅行。あんな高級な船旅は、自腹では二度とできないだろう。そして、この旅行がワタシたち家族との最後の旅行になってしまった。
火葬場の都合ですぐに行えなかった葬儀。昨日の告別式でようやく見送ることができた。遺影は飛鳥Ⅱで撮ったもの。棺にはその飛鳥Ⅱや五箇山での記念写真、それに、伯父が郵便局回り8000局を達成した時にワタシが作成した往復ハガキ風の新聞が納められていた。
我が子のように可愛がってもらっていた奥さんの夫として、晩年の20年余りの思い出に何度も顔を出させてもらい、本当に感謝が尽きない。コロナ禍直前に我が家主催で米寿のお祝いを盛大にできたのが、せめてもの恩返しになっていればと思う。合掌。
さて、POG。
クイーンCのアスパルディーコも、共同通信杯のダノンザタイガーも、無事に最終追い切りを終えた。ここからレースに向けて、応援する側も気持ちを上げていきたいところだが、どちらの陣営も目先の勝利より将来を大事にしているので、“現時点でどれだけの競馬ができるか”といった自然体モード。これで結果も付いてくれば言うことないのだが、賞金加算に失敗するようだとそれはそれで慌ててしまうので、とにかく頑張って中身も結果もと欲張りたい。
そんな2頭、特に土曜に走るアスパルディーコにとって最大の敵になるかもしれないのが、金曜の雪マーク。関東の平野部も朝方から降雪の可能性があり、どれだけ降るかによって土曜の馬場を大きな影響を受けそう。あまり積もるようだと開催自体が危うくなるので、ほどほどで済むよう、神頼みである。