アスパルディーコ | SCHUMA 3冠日~競馬・POG・予想~

SCHUMA 3冠日~競馬・POG・予想~

2005年10月23日。ディープインパクトが菊花賞優勝。ついに無敗の3冠馬のオーナーになった。1993年初夏に始まったPOG人生。翌年にはサンデーサイレンス産駒が登場した戦国時代を12年11勝で生き抜き、SS指数によって発掘した史上最強馬で、今ここに天下統一を果たした。

ヤクルトの村上宗隆が55号を放ち、我が先輩・王貞治さんの偉大な記録に並んだ。ワタシが野球を始めたころから、シーズン最多本塁打として燦然と輝きを放っていたこの記録は、ワタシが生まれる5年も前、あの東京五輪の1964年に記録したもので、実に58年もの歳月をNO1として君臨していたことになる。

そう思うと、半世紀の進化のなかで王貞治を超えるホームランバッターが出てこなかったことが不思議だが、打者以上に投手の進化が目覚ましかったのも確かで、ファンの目も肥えていくにつれて、日本には豪快な野球よりむしろスモールベースボールに代表される緻密な野球が定着した。そして、その小ささこそが世界と戦う上で最も効果的な戦術となり、豪快さはいつしか大味ととらえられるようになってしまった。

この間、松井秀喜や大谷翔平のように、もしかしたら55号超えを狙えるかもしれない長距離砲は現れたが、いずれもメジャーの舞台を目指していった。そういう意味では、超えられそうで超えられない、いや、超えようとしないのがこの記録だったのかもしれない。

今回、村上がこの大記録に挑めたのは、まだ23歳の若さであること。そして、自由な球団カラーのヤクルトにあって、チームが好調で、打線も強力であることから相手投手も勝負してくれたのかも。こんなに条件に恵まれることはなかなかないわけで、ここは千載一遇の大チャンス。王さんの記録が書き換えられることへの抵抗も少しはあるが、今年の村上なら仕方ないと思えるだけに、期待したい。

さて、POG。

今週も出走馬はもちろんゼロ。10月8日までは我慢、我慢である。

8月27日の新馬戦で6着だったアスパルディーコは、11月の東京戦での復帰を目指すことになった。「血統的にも次は変わると思う」という蛯名師の言葉は、どこか血統任せのようで頼りなく映るが、馬場の悪い内に閉じ込められて最後までまともな走りができなかった初戦を見れば、2戦目で後退することは考えにくく、間違いなく変わってはくるだろう。ただ、姉アカイトリノムスメと違うのは、父がディープインパクトからブラックタイドに替わったことと、厩舎が国枝から蛯名に替わったこと。左回りや東京だと成績が上がらないブラックタイド産駒に蛯名厩舎の仕上げで、はたして確勝級まで持ってこれるかとなると、疑いの目を向けたくなるのもやむを得ないか。レースまでに“変わる”理由を見つけられたら買いだが、アピールポイントが少なければ、あくまで応援のスタンスで見守ることになりそうだ。

その他の馬については一気に。東スポ杯と百日草特別の両にらみだったダノンザタイガーは、川田で東スポ杯へ。去勢したノイアータークは13日に帰厩。マスグラバイトは来月中旬あたりの帰厩か。昨日はダノンタッチダウンが栗東CWでラスト11秒2をマークし、いよいよ本物の予感が漂ってきた。