本日はついにやってきたドラフトデー。といってもこのご時世、深夜の居酒屋でガヤガヤやるわけにもいかず、うまく行くか分からないがリモート開催になる予定。すでに事前ドラフトで6頭が指名され5頭がデビューしており、唯一ワタシの1位サトノレイナスが勝利を飾っている。そういう意味では、デビュー週に指名しても簡単に勝ち切ることができないのが今年のPOGの難しさであり、ワタシ自身も先週のレガトゥスでこの流れを痛感した。
ノーザンの勢いに陰りが出てきたなか、社台復活の兆しもなく、新種牡馬も迷走し、まさに混沌とした状況で迎える今期のドラフト。コロナ禍で中間の情報も減っており、それぞれがどんな馬を上位に持ってくるのかがまったく読めない。順位ごとに一喜一憂しながら、すかさず次の指名馬戦略に取り掛かる忙しい戦いになりそうだ。
さて、POG。日曜の東京5Rでデビューしたレガトゥスは、まるで調教のようにただ回ってきただけの6着に終わった。もしかしたら圧勝するかもという夢が幻に終わったことはショックだった。が、あの不良馬場で本気で勝ちに行って馬が壊れてしまったら元も子もないわけで…。そういう意味では、ここは勝負度外視と腹を決めたルメールが、なるべく馬場のいい外めのコースを選んで、大して追わずに馬の負担を最小限にしてレースを終えたのは賢明な判断だったかも。
554㌔の雄大な馬体は、パドックでなかなかの大物感を漂わせていた。ただ、まだ緩い。POG本のパドック写真ではもっと研ぎ澄まされていたように映ったが、まだまだ成長期で今は肉を付ける時期だったのかも。それでも能力で何とかしてくれると判断して送り出したが、特殊な馬場がそれを阻んだといったところか。
大型馬をつくるのは本当に難しい。特に飼い食いがよくて、調教メニューもきっちり消化し、すべてが血となり肉となっていくレガトゥスのようなタイプは、その成長を止めることなく走る仕様に仕上げるとなると、若駒のうちはどうしても時間がかかってしまう。2歳6月にデビューできたことである程度の早熟性は確認できた。となると、次はもっと体をつくり込んで、しっかり能力を発揮できる形にすること。ワタシの持ち馬では昨年のサトノフラッグが6着発進だった。一昨年のシェーングランツは5着、3年前のブレステイキングは6着と、デビュー戦で大敗するのは恒例行事になりつつある。問題は2戦目。これら3頭もひと叩きで変わり身を見せて、そこからオープン級へと駆け上がっていった。レガトゥスの次走は続戦でも放牧を挟んででもかまわないが、重賞級の器か否かは2戦目の巻き返しにかかっている。