あれから14年半。ディープインパクトの急逝に伴い、その栄誉を称えて冠が付けられた「弥生賞ディープインパクト記念」は、図らずも無観客競馬という静寂のなかで行われ、唯一のディープインパクトであるサトノフラッグに、ディープインパクトの主戦だった武豊が跨がり、記念すべき勝利を静かに飾っていった。
ディープインパクトのPOだったワタシにとって、このレースを同じくPO馬で1位指名のディープ産駒サトノフラッグで勝てたことは、本当に奇跡的な話であり、武豊以上に凄いことをやってしまったのだが、一方では、この話のすべてが必然であり、ワタシの持って生まれた運がそうさせたような気もしている。
サトノフラッグはこの勝利で、クラシックを意識できるところまでようやくたどり着いた。パドックを見た印象では、1月の中山の時より随分とトモに筋肉が付き、メリハリも出てきた感じがした。でも、まだ幼さはあるし、これが伸びしろになる。
皐月賞へは6週間、ダービーまでは12週間もある。ソエの心配はあるが、ここからの短期間でどれだけ進化できるかがクラシック制覇へのカギになるはず。コントレイルやサリオスは強いが、その挑戦権を得た自信と責任を胸に、さらなる成長を期待したい。
さて、POG。
弥生賞のサトノフラッグを見ながら「牛肉、牛肉!」と応援してくれていた?家族の後押しに感謝し、昨夜の我が家はすき焼きを囲むことになった。少し前なら「寿司、寿司!」だったのだろうが、これもコロナの影響である。
先週の競馬は、チューリップ賞、オーシャンSに続き、弥生賞の3連単1510円も◎○▲で難なくゲットし、馬券的には重賞3連勝。牛肉が安く感じるほどの大幅プラスになった。このバイオリズムを今週も下げることなく頑張りたい。
今週は14日のゆきやなぎ賞にプライムフェイズとリメンバーメモリーがスタンバイしている。新型コロナウイルス感染拡大が重要な局面を迎えるときに、プライムフェイズ(=重要局面)の名は不謹慎かもしれないが、この馬にとってもここで勝つか負けるかでは、この先のダービートライアルに向かえるか否かの“重要局面”になりそう。鞍上は北村友の騎乗停止で坂井に乗り替わる。個人的に坂井は頼りになる若手だと思っているので、このスイッチは悪くない。キャリアの浅い人馬にはフレッシュな思い切った走りを期待しよう。