その“まさか”とはもちろん、中山記念のソウルスターリング。引退レースが2度の取消による10か月ぶりの実戦となり、メンバー的にもさすがに厳しさは否めなかった。常識的には見送りだろうが、応援込みというか応援だけで3連複のヒモに加えておいたのだが…。スタートしてあまりに馬がやる気満々なのに驚き、そのスピードがなかなか衰えないことにまた驚き、最後も垂れそうになりながら3着に踏ん張った姿にまたまた驚いた。久しぶりに見せた2冠牝馬らしい走り。もう、それだけで十分満足だった。
すっかり忘れていた馬券は3連複3220円が的中していた。3着がインディチャンプだったら3連単・3連複W的中でも計2450円だったので、配当的にもいい仕事をしてくれたと後で気付いたのだった。
さて、POG。
今週はいよいよ第1回ディープインパクト記念弥生賞だ。無観客競馬とは関係なく登録頭数はわずか12頭とさみしくなったが、ここにサトノフラッグを送り出す身としては少頭数は大歓迎である。しかも、ディープインパクト産駒はこの馬だけ。鞍上にはディープの主戦だった武豊を迎え、勝って下さいとばかりにお膳立ては整っている。
メンバーを見渡すと、ワーケア以外はホープフルSでラインベックの後塵を拝した組と1勝馬ばかり。サトノフラッグはラインベックより強いというワタシの見立てからも、図式としてはサトノフラッグとワーケアの一騎討ちか。そのワーケアも中山コースが得意とはいえず、舞台設定でこちらに分があるなら、皐月賞の権利獲りどころかきっちり勝って“通過点”にしなければならないレースになってきた。
レース当日は当初は中山現地観戦の予定を入れていたが、無観客競馬で叶わなかったので、自宅でじっくりテレビ観戦になった。生で応援するのは皐月賞まで我慢するとして、まずは静かな中山競馬場で画面越しにも伝わる熱い走りを期待する。
今週はもう1頭、弥生賞デーの阪神1800で“暴走女王”ダブルアンコールが帰ってくる。以前も書いたがこちらは無観客競馬は願ってもない大チャンス。パドックからレースまで静かに運べるのは何よりで、落ち着いてゲートまで進めばあとは水口が振り落とされずに捕まってさえいれば圧勝できるはず。ここを余力残しで通過できれば、大目標のオークスに向けてローテ的にも選択肢がかなり広がるだろう。勝つだけでなく勝ち方に期待してレースを見守りたい。
さてさて、来週の話になるが、14日のゆきやなぎ賞にプライムフェイズが出走するのは予定通りだが、そこにまさかまさかのリメンバーメモリーが参戦してきた。期待度の違いからそれはそれでいいのだが、迎え撃つはずのプライムフェイズのパートナー・北村友が昨日の阪急杯で斜行し、騎乗停止になってしまった。北村友への個人的な期待度は高くないが、だからこそ迷惑な話である。当日は土曜日とはいえ中山牝馬Sと中京でファルコンSがあるので阪神は完全な空き家状態。はたしてどんなジョッキーが残っているか。