さて、POG。
平成5年から始めたPOGでは、ネット普及以前は膨大な資料に囲まれ、ある年は1000頭以上をピックアップして6頭に絞り込むなど、情報とデータの収集に多くの時間を費やしていたのが懐かしい。結果的に、そうした努力が知識となり判断材料となって、SNS時代の今もワタシの中で生き続けているのだろう。
こうして出逢ったPO馬たちは、どの馬にもそれなりの指名理由と思い入れがあるのだが、やっぱり大舞台で活躍してくれた名馬には格別の思いがある。
快進撃の始まりは平成7年のバブルガムフェロー&エアグルーヴだった。バブルで朝日杯と天皇賞・秋を、グルーヴで初のクラシックとなるオークスを勝った。ダービーに初めて出走したのは10年のロサード。14年のアドマイヤグルーヴはエアグルーヴの初子で、牝馬3冠は人気を裏切ったが、エリザベス女王杯でその真の強さを見せつけてくれた。この年あたりから確変に突入し、続く11年にシーキングザダイヤとともに獲得したのがブラックタイド。その翌年、ブラックタイドの弟をきょうだい優先ルールで指名し、出逢ったのが、無敗の3冠馬ディープインパクトだった。翌17年のフサイチパンドラでエリザベス女王杯を制し、18年のカジノドライブで米遠征を経験。19年のブエナビスタで2歳女王から牝馬2冠を制した。その後、22年にディープインパクト産駒が登場すると、ダノンバラードで最初の重賞ウイナーになり、23年の2歳女王ジョワドヴィーヴル、25年の桜花賞馬ハープスター、26年の2冠馬ドゥラメンテ、27年のオークス馬シンハライト&2歳王者リオンディーズ、28年のオークス馬ソウルスターリングと続いた。
令和は…。まずは平成時代の最後の垢を振り払うべく、一発目のNHKマイルのダノンチェイサーに頑張ってもらおう。その後は、また数多くの名馬と出逢えると信じて、2歳馬からじっくり研究である。