強行しそうなムードをテレビ中継で感じたワタシは慌てて甲子園へ。電車で30分。まさに開始と同時に到着すると、とりあえず観戦スタイルを決めるために喫煙所で一服。そこでフード付ロングコートを纏い、特大ビニール袋に荷物を入れ、尻に敷くタオルをビニール袋で包み、メガホンは首から下げ、雨対策の完全武装をしてからアルプス席に向かった📷

遅れて到着した後輩は、連れてくるはずだった息子が風邪でダウンしてしまったとのこと。ただ、子どもが観戦するのはあまりに酷な状況で、周りの子連れの人たちも試合終了を待たずに早めに帰宅していた。子どもからも大人料金を取っているのに、子どもが最後まで観戦できないデーゲームなんて、絶対にやるべきではなかったと思うが…。
さて、試合は始まったとはいえ、雨は一向に止まず、投手は制球を乱し、マウンドに何度も土を入れるから進行が遅い。この間、観ている側は身動きできず、しかも17時を過ぎると売り子たちも「契約だから」とほとんどいなくなっていく。まるで雨中の我慢大会だ。ワタシと後輩はというと、レモンチューハイといつもの“特製コークハイ”を飲みながら3時間ほど虎の応援で大いに盛り上がったが、7回あたりから虎の投手陣が崩れ始めると、アルコールの勢いもあってもはや試合をそっちのけで「居酒屋甲子園」に変貌。飲んでしゃべってで4時間35分の泥試合をスタンドで完走したのだった。

こんな雨の中の試合は…そうだ、高3の最後の夏の大会で負けた時がこんな天気だった。あの時も中止と思い込んで観戦に来なかった生徒がたくさんいたんだよなあ。主催者や大人の都合でこんな時にいつも泣かされるのは選手であり子どもたちだ。屋根のない球場の宿命をNPBにはもっと自覚してもらって、無理のない日程で最高の勝負を提供してもらいたい。
と言いつつ、一夜明けてみると、昨日の試合はある意味で歴史的な泥試合であり、ちょっとした歴史の目撃者になれたのだと思えてきた。おそらく今日の第3戦は中止だろう。明日の予備日だってこのまま雨が降り続くようなら開催は難しいはず。昨日の強行を負の教訓とし、これ以上グラウンドを傷つけることなく第1ステージを終わらせてほしいが…。