昨日のエリザベス女王杯は、４頭に印を打って△◎▲で決まるも３連単はマリアライトの頭がなし。直線でマリアとヌーヴォが抜け出した時には、ヌーヴォが交わすと思って３着争いに注目していたが、まさかそのままゴールしてしまうとは…。というわけで、的中は３連複の3770円のみ。当たったのは嬉しいが歯がゆい結末になった。
さて、ＰＯＧ。
今週の３日間開催には、先週のハートレーに続けとばかり各日に１頭ずつスタンバイしている。
土東京芝1800ケイブルグラム
日京都芝2000リオンディーズ
月東京芝1600クイックモーション
ＳＣＨ１位ケイブルグラムは500㌔を超す大型馬で、再入厩後もなかなか陣営のテンションが上がってこなかったが、ここにきて国枝師から“時計以上に”と内面を絶賛するコメントが出てきて、超良血らしい素質の一端がうかがえた。姉ルージュバックも昨日のエリザベス女王杯で休み明けながら４着に好走し、改めて母系の活力を証明しており、弟もムーアを背に将来が楽しみなパフォーマンスを見せてほしいものだ。
３冠日３位リオンディーズは、ＰＯＧで断然人気のフォイヤーヴェルクとの対戦になり、早くも伝説の新馬戦の呼び声が高い。現状、調教での動きは明らかにこちらに分があるわけで、問題は兄エピファネイアなどきょうだいがそうだったように、自身の持つ高いポテンシャルをいかにレースで前向きに転化できるかだろう。 馬体を見ても“走れる”下地は十分なので、あとは角居&岩田コンビがいかに“走らせるか”だ。
ＳＣＨ５位クイックモーションは、柴山とのコンビになる。良くも悪くも人気なりのジョッキーなので、当日は１番人気になりたいところ。ここまで慎重さと丁寧さを掛け合わせた調整で初戦から全開の仕上がりではないが、持ち味の切れ味とパワーで、先週の同厩ディープ牝馬プラトリーナ(５着)よりは走ってくれないと格好がつかない。末脚を生かすにしても、ある程度の位置で流れに乗ってほしい。
さてさて、他にも情報がいくつかあった。
ハートレーは天栄への放牧を挟んだのち、状態次第でムーアがいる年内にもう一走ということで、年末のホープフルＳが候補に挙がっている。私にとっては重賞に格上げされた昨年、シャイニングレイで制した験のいいレースなので、できれば連覇を狙ってみたい。
新馬戦快勝後に放牧に出ているルフォールは、年明けのフェアリーＳあたりが候補になりそう。同厩のレーヴァテインは本日、天栄に移動し、水曜に入厩するらしい。極上とされる馬体の成長がいかほどか、楽しみにしている。