④タガノレジェンド(牡、ウォーエンブレム×フーラクサ)栗・松田博
~ブエナビスタ、ジョワドヴィーヴル、サングレアルにハープスター。これらすべては山口厩務員の担当馬であり、私と松田博厩舎の関係になくてはならない人物である。そんな山口厩務員にマツパク厩舎での最後のダービーを獲らせるべく、「タガノ」軍団が送り込んだのがこの馬。そんなエピを知ってしまったからには、指名しないわけにはいなない。
不安は何かと問題の多いウォーエンブレムの産駒であること。ただ、性格的におとなしく、成長次第ではウォーエンブレムの代表産駒になりうると言われている。ぜひ、山口厩務員の手で大きくはばたいてほしいと願っているが、ハープスターの凱旋門賞やサングレアルの秋華賞もあるし、彼もそんなにヒマではないか。
⑤ディープジュエリー(牝、ディープインパクト×ジュエルオブザナイト)美・国枝
~6月のアタマにヤスに聞かれた。ディープの子を3頭挙げるからどれが走るか教えてくれと。その時、唯一走る産駒データに名前があったのがこの馬だったので、とりあえず薦めてみた。すると、別団体の関東馬限定POGとはいえ、1位で指名してしまったから笑えなくなった。いくら何でもそこまでスゴい馬とは…。
おかげで、薦めたこちらが気になり出した。フッキーとも下位で残っていたら指名しようかという雰囲気になり、ついにお互いの指名リストが尽きてきた5位で獲ってしまった。
ただ、走る産駒データで上位ランクされたように、条件は整っている。馬体も首差しがしっかりしていて、全体のバランスもいい。社台オーナーズの最高価格馬でもあり、陣営にとっても力が入る1頭といえるだろう。
⑥トウシンハンター(牝、エンパイアメーカー×トレンドハンター)栗・松田博
~4位でタガノレジェンドを指名したことによるセット獲りである。今年のマツパク厩舎のエースがどの馬なのかは知らないが、師が最も期待しているのはこの馬なのではないか。何しろ母トレンドハンターはマツパク厩舎でデビューし、4戦目のフラワーCで初芝をものともせず3連勝を飾って桜花賞に駒を進め、本番でも最速上がりで3着したエリート牝馬である。残念ながら桜花賞直後に骨折が判明し、全治1年以上の重傷だったことから引退し、繁殖入りしたが、そんな愛馬の初子がこの馬なのだ。
この際、父は何でもよかったが、エンパイアメーカーなら面白い。母もダート向きとのイメージからダートでデビューし、芝路線に切り替えていきなり重賞を勝った。父からも母からもパワーとスピードを受け継いでいるのは心強く、あとはいつデビューできるかだけ。母の叶わなかったオークス出走の夢はずっと持ち続けたい。