京都9Rりんどう賞でエイシンオルドスが快勝。まあ、あまりに普通の勝ち方だったのでバカみたいに喜ぶ気にはならないのだが、阪神JFに向けて大きな1勝になったことは間違いない。
パドックの印象は、プラス16㌔の数字が示す通り、この4か月半の休養で背が伸びて随分と大人の体つきになった感じがした。デビュー戦の時のような筋肉のメリハリがなかったのも、いい意味で付くところに肉が付いたからで、太いというわけではなく、むしろ好仕上がりだった。
レースは好スタートから番手追走というデビュー戦同様の横綱競馬。直線で早めにマダムデールに並びかけられたが、そこから突き放すのだからまだまだ余力はある。今後は川田が「ずっと外に逃げていた」と話していたように、精神面の成長とレースを覚えることが課題だ。
この2戦は天性のスピードに与えられた連勝であり、いわば下ごしらえ。ここから先、骨っぽいメンバーをどう料理していくかで競走馬として真の実力が見えてくる。オルドスにとっては前半の力みを後半の爆発力に転化できたとき、ハープスターのライバルと呼べる存在になれると思う。