記憶が薄れないうちに、ドラフト当日のこぼれ話を。
【3頭抽選】6月17日深夜にスタートしたドラフトは、いきなりクライマックスを迎えた。ラングレーとサトノアラジンの重複は想定内だったが、フッキーが手堅く切り替えたオリハルコンまで抽選になるとは…。2分の1の抽選が3頭というバラつきはホント想定外。ただし、3人以上の重複覚悟でラングレーとサトノアラジンを指名した人にとっては、確率50%は超ラッキーだっただろう。
【強奪①】レモンサワー片手に1位指名をのんびり見ていた私が突然、現実に引き戻されたのはハズレ1位のとき。なんと、良太郎がサトノルパンを指名してきたのだ。GⅠクンが上位で強奪を宣言していたので3冠日としては半ば諦めていたが、まさか1位で消えるとは…。昨年、レッドアリオンが水準以上の活躍をしたことで、母エリモピクシーの繁殖としての格が一歩上がったことは認めても、フッキーとの会議では4位評価が妥当。育成先が替わり、厩舎も一流とは言えない村山厩舎になって、期待より不安の方が先行しているはずなのに。なんか、悔しいというより、栄転を祝ってあげたくなる不思議な気分だ。
【強奪②】サトノルパンを先取りされたGⅠクンは、なんと3位でセラミックロードを指名してきた。同じく3位ではヤスがハープスターを指名し、私と抽選になった。なんか、すごく狙われている感じ。セラミックロードの母パーソナルレジェンドの産駒は、初子から私が毎年指名してきたお抱え血統。ハープスターの母ヒストリックスターの産駒も昨年の2番子こそ育成過程でのトラブルから指名を見送ったが、初子ピュアソウルを持っていた思い入れある血統だ。結果的に、ハープスターは自力で抽選に勝ち、セラミックロードは手放すことになった。が、実はセラミックロードについては指名リストに入れていたが指名は微妙だった。理由は母がすでにミラクル&ローマンのレジェンドきょうだいを輩出し、その後は下降線にあること。加えて、芝でこそのディープインパクトとの配合に不安があることの2点だ。できれば指名漏れの形にして、やさしく葬ろうかと思ったが…。それにしても、近年はスランプ状態にある私の手垢がついた血統を、よく奪う気になるもんだ。
【1勝3敗】1位でサトノアラジンの抽選にハズれたヤスくんは、2位でワールドインパクトの抽選に勝ったものの、3位ハープスター、4位アルティマプリンスと連敗。計1勝3敗に。ご愁傷さまです。ただし、抽選のハズレが時にいい方向に転ぶのがPOGの面白さでもある。ハズれて残念だったのはハープスターだけになってくれないかな。
【欲しかった】5位でやむなくエーデルグランツを指名したのは、実はかなりの確率で5位まで残っているとアテにしていた馬がいたから。シーサイドバウンという名の外車がその馬。まさか良太郎軍団が3位で指名するとは…。父ビッグブラウンも母スターダムバウンドもエクリプス賞馬という折り紙付きの世界の良血で、よくぞこんな血統馬が日本に入ってきたものだ。ビッグブラウンの産駒は勝ち上がり率が高く、ダービー3着馬アポロソニックを筆頭に豊富なスタミナを武器に中長距離戦線で活躍している。母スターダムバウンドは2歳から3歳にかけて豪快な捲りで記録にも記憶にも残ったスターホースだった。ただ、アメリカ血統はよほど評判が高くなければ上位では指名しにくい。私が下した結論は5位だった。さて、エーデルグランツとどちらが出世するだろうか。