昨日のダービーはキズナに勝たれてしまい、同行者の歓喜のガッツポーズの横で、「まさか母20歳が…」と呆然。馬券的にもエピファネイアの単勝を買っていたので大きな損害を被った。
週中はキズナを応援すると書いておきながら、本番が近づくにつれて自信が薄れ、土曜の馬場を見てエピファのほうが勝利に近いと実感。この流れは決して間違いではなかったし、レース自体はエピファのものだった。それを豪快に差し切ったキズナの末脚を素直に称えなければいけないだろうし、最後までベストの道を選択した武豊の騎乗を褒めなければいけないだろう。
馬券的にはとても悔しいが、どこかすがすがしいダービーだった。
さて、今年のPOGに臨むにあたり、「母20歳」のダービー馬誕生をどう考えるか。
データ的には高齢繁殖牝馬の子の激走はサンデーサイレンス時代にも見られたわけで、名牝と呼ばれる繁殖牝馬は今後も要注意か。当然のごとく、母が高齢になれば活力の衰えから産駒はスピード優先のマイラー化に拍車がかかるわけで、キズナについては本来はマイラーだろうが、使い出しから中~長距離を意識してローテを組んだことが奏功したようだ。まあ、皐月賞もNHKマイルもパスするような使い方は余裕のある大手馬主でなければできないが…。
今年の春のクラシックは、ディープインパクト産駒から2頭のGⅠ馬が誕生したわけだが、桜花賞馬アユサンも母15歳の高齢出産馬だった。他にも11年の2歳女王ジョワドヴィーヴルは母16歳、安田記念優勝馬リアルインパクトも母14歳と、産駒のGⅠ馬8頭のうち、実に4頭が高齢出産産駒である。また、残る4頭は8歳3頭、6歳1頭と若すぎるのも特徴だ。
かつてサンデーサイレンス産駒は「母10歳」が最良の出産年齢とされたが、その子ディープは旬な年齢の繁殖との相性はひと息で、若い子か熟女がお気に入りのようである。
