オルフェーヴルが挑戦した凱旋門賞を見て、直線で外から抜け出したときには我を忘れて「オォーッ」と歓声を上げたが、そこから内にササッたあたりで過去の愚行が瞬時に次々とアタマに浮かび、ゴール前で差されたときには妙に納得してしまった。オルフェ・ファンには悪いが、やはり私はこの馬に対してアンチである。強さは認めても、史上最強ホースにはなってほしくないとどこかで願っているようだ。
そんなオルフェの兄であり、こちらは私のPO馬だったジャポニズムが、翌日に障害戦初勝利を飾った。2歳夏にはあの池江師が「競走馬として必要なものをすべて備えている」と絶賛した天才ホースである。やはり、バカと天才は紙一重なのか。少しだけ兄の意地を見た気がした。
で、先週の私の大事件といえば、凱旋門賞当日の京都5Rでリジェネレーションが敗れたこと。戦前からリジェネレーション(再生)は同じ震災名馬としてキズナ(絆)には勝てないと噂されていたが、結果は人気も完成度もあちらのほうが上だった。ただし、最後にエンジン点火されてからの沈むフォームは一見の価値がある。あの走りができるのなら近い将来に怪物に化けることも十分可能だ。まだ心身ともに成長の余地があり、1回使ったことで型通りの前進が見込めるとあれば、次戦はきっちり勝ち上がってくれるだろう。
というわけで、明るい未来を予感しつつも「カーリン病」は先週も治らなかった。これで6戦【0420】。何とか今週こそは特効薬の勝利を手にしなくては…。その期待はミライエとエーシンマックスにかかっている。
最近の成績と今後の出走予定は、
9阪新芝16エーシンマックス岩田3着
17阪新芝14レッドアリオン小牧2着
29阪未芝16レッドアリオン小牧2着
30中新芝16ワナビーザベスト北村宏3着
【10月】
7京新芝18リジェネレーション川田2着
13京新芝16ミライエ福永
14京未芝16エーシンマックス岩田
20京未芝18レッドアリオン小牧
21京未芝16ウインドストリーム福永