本日は奥さんと子供が「東京キッザニア」に遊びに行くということで、私が熟睡中の朝8時前に出掛けて行った。
「東京キッザニア」とは、東京の江東区豊洲にある子供が大人の仕事や習い事を体験できるエンターテイメント施設で、実際に館内で働いて専用通貨を稼いで買い物や習い事をするところである。
ジーンズにTシャツで夕方出社して深夜に帰宅するサラリーマンらしさが微塵もない父親を持った子供たちにとっては、一般的な「働くお父さん」の姿がどのように映っているのだろう。今さらながらちょっと心配になる。
先日も週末に幼稚園時代のお友達家族と出掛けた長男が、「今日、パパは?」と尋ねられ、「Tシャツにパンツで競馬観てた」と答えてしまったのだそうだ。服装については軽く反省しつつも、「競馬を観るのもパパの仕事なんだよ」と苦しい説明をしている自分がそこにいる。おそらく彼らにとては私がブログを打っているときが最もまじめに仕事らしいことをしている姿なのだろう。はたして、今日、初めての“大人の体験”をどんなふうに感じて帰ってくるのか楽しみだ。
先ほど奥さんから途中経過のメールが届いた。
どうやら今日は木曜だっていうのに週末並みの混みかたをしてしまっていて、1時間並んで30分体験することの繰り返しになりそうだという。
なんといい体験ではないか! 日本における大人の世界とは、黙って並ぶこと・我慢することがその象徴である。通勤ラッシュの中を“出勤”し、並んで・稼いで・ちょっと遊んで、またラッシュの中を帰宅する。そして冷蔵庫からキンキンに冷え切ったビール(ジュース)を取り出し、プロ野球中継を観ながらグイッと一杯。「うまい!」と思った瞬間、本当の意味での「キッザニア」が完成するのではないか。
そういえば、私も息子に「キッザニア」させている。
函館・福島・東京・中山に加え、近所の浦和と、すでに5つの競馬場を“体験”させ、野球場も東京ドーム・神宮・西武ドーム・甲子園と4球場を制覇するなど、“大人の娯楽の世界”に何度も連れ込んでいる。ついでに言えば、帰りにチョイと一杯立ち寄る蕨の「心味ろばた 膳」にも数回連れて行っているわけで、競馬も野球も酒も「また行きたい」と言われるたびに、“ちょっと贅沢なキッザニア”はしっかり受け継がれていることを実感している。
馬の話をちょっと。
ピーターパンSを圧勝した我がPO馬カジノドライヴに、姉ラグズトゥリッチズを所有していた馬主グループから15億円でのオファーがあったとか。山本オーナーはすぐに断ったというが、日本からきたわずか2戦の馬にこれだけの値がつくこと自体、現地でその実力を認められた証明である。私としてもカジノにはもっと働いて、稼いで、いろいろ“体験”してから「大人の世界」に入ってもらいたい。まずはベルモントSを勝つこと。今週末のプリークネスSのビッグブラウンのレースぶりに注目し、デザーモ騎手の選択を待ちたいと思う。