最近は我が阪神が勝つのが当たり前のようになってきている。とりたてて大きく胸を張れるような戦力でもなく、成績どおりの強さが本当に備わっているとは到底思えないが、他球団の地盤沈下によって“普通に野球をやっていると勝ってしまう”のだから笑いが止まらない。
おかげでいまだ連敗はなし。こちらとしては試合内容が普通すぎるので「虎の巻」のテーマを書き込むことも少なくなってしまった。
昨夜の伝統の一戦も、ラミレスの幻の逆転弾がとやかく言われているが、本来の野球自体を楽しむ視点で言えば、巨人が得点を入れた直後の攻撃できっちり反撃していた猛虎打線こそ特筆されるべきで、G党はそれを許してしまった投手陣の不甲斐なさを嘆くべきだろう。左翼スタンドの猛虎党の“神の手”は、“球界の宝”金本の頭部にぶつけた木佐貫の危険球と少なからずリンクしている。自ら場を荒らしておいて、敗因を荒れた場のせいにする。巨人がそれだけ器の小さな球団になってしまったということを自ら証明したような茶番だった。
NHKマイルC。12年前、“マル外ダービー”の謳い文句とともにこのレースが創設され、タイキフォーチュンが1分32秒6の鬼時計をパワーで押し切った。その強さはまさに“叩き潰す”イメージだった。その後も98年のエルコンドルパサーや04年のキングカメハメハなど、すでに古馬並みの風格を誇る大物がその力の違いを見せ付ける場面を目撃し、3歳春のマイルという舞台設定が種牡馬選定レースとしてその価値を高めるために最高の距離であることを実感した。
だが、毎年こんな大物が出現するはずもなく、混戦を謳われる年にはそれなりの荒れ方をしているわけで、特にメンバー弱化が顕著なこの5年は万馬券が馬単3回、3連複4回。馬の強さよりも馬券の難しさのほうが目立ってきてしまった。
中心馬不在の今年は当然、大荒れ必至。荒れた場を制すには、“神の手”ならぬ“神の声”がどこからか聞こえてこないものか。
聞こえてきた!
NHKマイルCの表彰式プレゼンターはNHK連続テレビ小説『瞳』のヒロイン・榮倉奈々が務めるらしい。榮倉奈々の「奈々」がサインと考えれば、浮かび上がるのは「なな」から数字の「7」と、繰り返し言葉からダノン「ゴーゴー」だ。「ゴーゴー」といえば最近、ヤンキースの「55」番・松井秀喜が連続試合安打を継続中で、ア・リーグの首位打者になっているらしいじゃないか。「NHK衛星第1」=BS「7」で試合が中継されているのもサインの裏付けになりそう。
迷ったらダノンゴーゴーと馬番7番。こんな買い方もたまには面白いかも。