今週デビュー予定だったカジノドライヴは、当然のように除外なった。
そりゃそうだ。フルゲート16頭の内訳は☆☆=7、☆=8で、権利なしの幸運馬はわずかに1頭。これほどまでの狭き門を、正面から通れると考えるほうがバカげた話だ。
では、陣営はどう考えていたのだろう。
まさか本気で出走できると思っていたのか。それならば見通しが甘すぎる。では、除外覚悟だったのか。それならエスピノーザからウチパクにスイッチしてまでここまでデビューを引き延ばした意味がない。では、一体…。
今回の除外でデビュー予定は2週延びて、23日の京都ダート1800になった。当初、エスピノーザで予定していた1月26日から1か月も先送りされたことになる。5月にアメリカで本番を迎えるのなら、このブランクによる誤算はあまりに大きい。今後この馬がどのような道を歩むのかはわからないが、遠征が白紙になるような事態を招いたとき、もしくは遠征が失敗に終わったとき、「これも運」という言葉で片付けられるのであれば、日本の競馬はあまりにも寂しすぎる。
一攫千金の旅(=カジノドライヴ)は、どんなに資金を蓄えたところで、まず出発日を決めなければ永遠に始まらないのだ。