今週は仕事納めの26日に向けてラストウィークであり、競馬界では最も遅い28日開催の有馬ウィーク。仕事は事務作業との格闘で、忘年会も2件入っていてかなり忙しいが、競馬ファンにとってはダービー以上にワクワクしてしまう特別な7日間。できることなら少しでも早く仕事にメドをつけ、気持ちに余裕を持って枠番抽選からレース本番に臨みたいものだ。
そんな有馬の資金稼ぎを狙った朝日杯は、デイリー杯組上位としながら余計な味付けを試みて、ちょっと恥ずかしい撃沈を食らった。6月から2歳戦を見続けてきて、一度は出した“正解”を、思い付きの強引な理論で変えてしまう愚かさ。それでも前を向くために、これが有馬じゃなくてよかった…と考えたい。
一方、昨日から始まった年末ギャンブル大作戦は、住之江グランプリ優勝戦の3連単が2点でズバリ的中。配当は低いが、地元のエース桐生順平が勝ってくれて、レースも十分楽しんでの的中だけに、ワタシの中では記録以上に記憶に残るレースになりそうだ。この勢いをホープフルSから有馬へ、そして大晦日までつなぎたい。
さて、POG。
ラストウィークの今週はホープフルSにダノンヒストリーの登録がある。出てくるのならここでしっかり東スポ杯のリベンジを果たして年を越してほしいが、先週の1週前追い切りも酷かったようで、使った上積みどころか、馬からも勝ちたい!走りたい!という雰囲気がまったく漂ってこない。はっきり言って、買いたくない状態のPO馬に出てこられて無駄に資金を投入するくらいなら、ここは自重してもらって純粋にレースを楽しむほうがいい。一度は信じた陣営なので、どんな判断を下すのか待ちたい。
他のメンバーはすでに3歳戦に向けて動き出しており、先週は2頭の予定が立て続けに入ってきた。
つわぶき賞で3着だったマルガは、2月14日のクイーンCに向かう。次走にエルフィンSと出た直後にオーナーサイドと武豊が協議して変更になったらしい。いずれにしても、最後方ポツンから鬼脚発揮の前走を経て、次走はマルガの中で競馬に対してどんな変化があったのかを確認する場であり、一方では桜花賞に向けて勝って賞金を加算しておきたいレース。素材は確かなので、今度こそきっちり答えを出してほしい。(12/22修正)
ジャパンCデーに2戦目で初勝利を飾ったエムズビギンは、2月8日のきさらぎ賞に川田とのコンビで向かう。ワタシにとっては、相性超抜のこのレースにPO馬を送り込めるだけで、もう賞金加算に成功したようなもの。というのも、以下の戦績を見れば一目瞭然。
