おまえの中には、おまえの神さまがいる。ちゃんと、座っておられるよ。
迷うたときはな、その神さまのお声をよく聞くんだ。
迷うたとき、心を決められぬとき、自分の中の神さまの声に耳をすまし、従うのだ。
だからなハギ、神さまの声をちゃんと聞けるものになれ。神さまの声は小さくて、ちゃんと聞こうとしない者の耳には届かないものだ。
あさのあつこ『ミヤマ物語』
自分の声に、鈍感な人は意外と多いです。
「誰も分かってくれない」という悲しみはあるのに、肝心の、分かってほしい気持ちがどんなものかが、自分で分からない。
忙しさや慌ただしさにかまけて、または今の苦しさから目をそらすために、自分の声に耳を閉ざしてしまうことも、珍しくありません。
けれど、耳を閉ざし続けていると、聴き方を忘れてしまう。
忘れかけた人は、まずは身体の声を聴いてみてください。
自分の身体の調子はどうかな?
スッキリ元気はつらつかな?
昨日なにか美味しいものでも食べた?
痛いところや重いところはないかな?
痛むとしたら、何か最近無理したかな?
どうしたら楽になるかな?
そんな身体との会話をしていると、段々、こころとの会話もできるようになってきます。
身体とこころは、つながっているから。