不登校専門カウンセラー、新井てるかずです。
今日はアダルトチルドレンについて。
アダルトチルドレン自体、古いテーマではありますが、最近不登校とかなり深く関わっていることに気づきました。
アダルトチルドレンと不登校の関係を明確に論ずるのは、初めてかもしれません。
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アダルトチルドレンは愛着障害の一種と言えるでしょう。
昔は「アルコール依存の親のもとで育った子(それが成人した大人)」を指していました。
当然ですが、アルコール依存の親のもとで育つと、子供にはかなり悪影響があります。
それが今日では「機能不全家族のもとで育った子(それが成人した大人)」というふうに定義が変わってきています。
機能不全家族とは、親が親の機能を果たしていない家族です。
私のクライアントさんにも、かなりのアルコール依存の親がおり、泥酔した状態で子供に暴言を吐くため、禁酒して欲しいと申し上げましたが、おそらく隠れて今も飲んでいると思います。
このケースでは泥酔した親が、子供にとんでもない暴言を吐きました。
お子さんから私が直接聞いたときは唖然としたような暴言です。
しかも親は泥酔しているのでその記憶がありません。
それがふかくふかくふかく子どもの心を傷つけ、愛着障害を引き起こし、不登校になりました。
親にはその場で子供に謝ってもらい、子供には暴言の記憶除去をしました。
かなりの成果を挙げ、再登校はできるようになりました。
が、完全回復には少々時間がかかると思います。
この場合、親は完全な機能不全に陥っています。
ここで見られるのは、支配構造です。
親が子供の精神と行動を支配しようとするのです。
意図的か無意識かは関係ありません。
そして子供は親に精神を支配され、愛着障害を引き起こし、不登校へと導かれます。
精神の支配なので、どこにも逃げ場がありません。
一生苦しみ続けます。
次回からは、我が子を支配する親の問題に踏み込んでいきたいと思います。