🧠2025年度 神奈川県公立高校入試出題問題・国語から 解説

出典:岩内章太郎『「私」を取り戻す哲学』より(現代文)


📘【問題の概要】

現代文は、哲学的な内容を扱う岩内章太郎さんの評論文からの出題でした。
テーマは「自己デザイン」──つまり、他者との関わりや社会の中で自分のあり方をどのように形づくるか、という現代的な課題です。
難語や抽象的な表現が多く、本文の理解よりも構造の整理と文脈把握がカギになりました。


✍️【読解のポイント】

評論文では“筆者の考えの流れ”を追うことが最重要です。

筆者が「自己デザイン」という概念をどのように捉えているか。
ここでは「自分を自由に変化させること」だけでなく、他者との関係の中で自分をデザインしていくことの重要性を読み取れるかどうかがポイントです。
「可塑性=自在に変化できる性質」という語もキーワードです。

(本文の要約・趣旨)
「筆者が最も強調していることは何か」
単に“自己変化”を肯定するのではなく、

「他者との関係性の中で自分を再構成し続けること」
が岩内氏の主張です。
「他者とのつながりを持つことでこそ“私”が形づくられる」という点を押さえましょう。


💡【全体の学習ポイント】

評論文では、

  • 主張(結論)

  • 根拠(理由)

  • 対立関係(AかBか)
    を整理しながら読むことがコツです。

本文も「自由な自己デザイン」 vs 「関係性の中の自己形成」という対立軸で構成されていました。
「自分の意志で変わる」だけではなく、他者との関係・社会とのつながりがあって初めて“私”が確立する、というメッセージが現代的でした。


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