最近よく見たり聞いたりする
「生きづらい」と言う言葉の意味がわからない。
生きていけない、生きていてつらくて、ならわかるけども
「そんな性格だと生きづらくない?」と
言ったり書いたり上げているのを見ると
それは他所様をバカにしてませんかね?と
思う。
シレっとクチに出せる人はいじめっ子体質です。現在進行形でイジメをしている人なんで、離れましょう。
親の立場の人が言っているならば、その子供もいじめっ子です。
パワハラです。
世の中には公表していないだけで
凄く悩んでいたり、自分だけでは解決できなかったり、学校にも行けない人もいます。行かなかった人もいるだろうし。
働きたくても働けない人もいます。
一晩寝たら忘れちゃう人ばかりじゃない。
だからこそ心療内科もあるし、臨床心理士によるカウンセリングを受けている人もいる。
(臨床心理士は院卒)
カウンセリングは占いとは違うので
適当な事は言わない。
訓練された方々なので話を聞いていて、貰い泣きする人もいません。
モノを売りつける人もいません。
心に悩みを抱えている人やトラウマがある人と、悩みがなくて、はっきり言って思いやりが全くない人とは考え方が違うし
受け取り受け入れ方も違うんです。
それを「生きづらい人」と簡単にジャッジする人は私からしたら「アホ」だと思う。
思いやりのない心が貧しい人だと思う。
─────────────────
私が好きな本、
「死刑にいたる病」櫛木理宇
「告白」湊かなえ
なんですけどざっくり言ってテーマは家族です。家庭環境。
他人に「そんな考えだと生きづらくない?」と言える人が読んでいたら「いつまで、そんな事考えてるの?覚えているの?」「いい加減忘れたら?」
そう思ってしまう本です。
2作とも映画化されていますが、私は映画は観ていません。
原作をアレンジしたり出てもしない、登場人物を出したりするし、ラストが変わる事もあるので映画化されても観ないようにしています。
ホラーとかサイコパスとかジャンルに分けられていたりするけれども
「死刑にいたる病」はホラーでもサイコスリラーでもない。
「そう来たかぁ⤴」という本。
無責任に人に「生きづらくない?」というのはやめましょうよ。