先日、早く帰宅した夫と外食した。

夫の作る食事が美味しいから

我が家はあまり外食しない。


運ばれてきた食事を前にすぐにお箸を

手に取る私たち。

「私たち食事を撮らないね」

「撮らないねぇ」


本当に撮らない。

GWに以前住んでいた市に近い街へ

旅行に行った。

月に一度は訪れて遊んでいた街。

某SNSで

「女性のひとり旅を計画しています。オススメの場所はありませんか?」というトピが立った時にこの街を紹介されていた人が二人もいた。


有名な美術館。

素敵な町並み。

のんびりできる観光地。

そして憧れだったホテル。


近くに住んでいたからか、そのホテルへは

泊まろうとは思わなかった。

遠くに越して来て、あのホテルに泊まってみたかったと話した事がある。

夫がそれを覚えていてくれて。


約15年ぶりに訪れた街は随分と変わっていた。駅前には大型マンションも建っていたし、賑やかな観光地へと変わっていた。

You Tubeでも「食レポ」「ここに来るならこのお店」と紹介されていたようだから。

懐かしさでいっぱいだった。

幼かった息子とも一緒に何度も来た。

妹とも来た。(妹は高校の卒業旅行でこのホテルに泊まった。私立高校だから卒業旅行したんだね)


でも町並みは変わらない。

ホテルのホスピタリティは一流。

食事は外の鉄板焼のお店。

グラスワインが1杯6000円〜。

(1杯じゃ済まない)

お店のオーナーさんに約15年ぶりに訪れたと話すと

「すっかり変わってビックリされたでしょう」と笑っておられた。


夜、夫とホテルまで歩いた。

15年前。子育てに追われていた。

息抜きにこの街に車でひとりで来たこともある。

ふらふら歩くだけでも楽しかった。

フリーマーケットで着物を買ったこともある。


夜景もライトアップされ(昔はなかったと思う)とても綺麗。


スマホを取り出さずに、私の目に焼き付けたかった。


「やって来ました」「これを食べました」


そんな事は私には必要ない。

まだ若かった30代くらいには、老後はこの街に住みたいとさえ思っていた大好きな街。

ホテルものんびりできた。

人気だし、満室のはずなのに驚くほど静か。


あまり写真は撮らない。


息子が小学校時代までは仕事で行事に参加出来ない夫の為にビデオ撮影、写真撮影をしていた。

運動会や学習発表会。

ファインダー越しではなく、息子を見たかった。

息子の応援に夢中になっていたから、写真撮影を忘れていたら、一眼レフカメラを持っていた友人が

「息子さん、撮影しておいたよ」とプリントしてくれていた。ありがとう!


旅行(とは言えないかも)、大満足だった。

飛行機も乗ったし、私の目とアタマの中に

思い出はしっかり残っている。

私たち夫婦は付き合っていた頃から

「行ったら何とかなる」タイプで

下調べもあまりしない。

偶然、行ったお店が美味しかったら喜んだり、クチコミでは評価が良かったけど、そんなに良いかな?と思う事があったから。


例の中古車屋もサクラレビューばかりだったじゃない?

クチコミで「○○さんの対応が良かった」と担当者の名前まで記入されていて。

あまり、どころか信用できないレベルだったですよね。


今月のお盆休暇は息子が帰省するかどうか。息子にも予定があるだろう。



猛暑が続きますが、皆様どうぞご自愛ください。