週末は台風がすごいですね。
みなさんの地域は大丈夫でしょうか?
台風で避難指示が出ると学校が避難場所になったりしますが、学校事務は出勤命令は特にありません。(ある自治体もあるのかな?聞いたことないけど)
さて、先日豊田市で最悪な事件が起きましたね。
小1男児が熱中症で死亡 学校は「高温注意情報」を把握しながらも校外学習を実施
前回の記事の質問の回答その①
はじめまして
はじめまして!学校事務を目指している者です。
学校事務は仕事の内容についてなかなか知る機会がありませんが、こちらのブログではそんな気になる情報をたくさん発信しているので、どの記事もとても楽しく読ませていただいております!
気になることがたくさんありすぎて何を聞こうかとても迷いましたが、ひとつだけ質問させてください。
いまテレビや教員になった友人の話を聞いていると、学校の先生はやるべきことが非常に多く、ひとりひとりにかかる負担が大きすぎてとても大変そうに見えます。
先生と学校事務では仕事も役割も全然異なるとは思いますが、学校事務も同じように大きな負担を背負っているものなのでしょうか?
また、学校事務の立場から、なにか先生の負担を減らすようなアプローチって出来るようなものなのでしょうか?
抽象的な質問で大変申し訳ありませんがよろしくおねがいします。
RYMさんご質問ありがとうございます!
ご質問の回答ですが、先に結論から申しますと
「学校事務職員の負担度は勤務する地域によって異なる」
としか言えません。
例えば私の勤務している地域の学校は学校事務職員の仕事が他の地域に比べて多いです。
もちろんそれに比例してなのか教員の仕事量も他の地域に比べてかなり多いほうだと聞いています。
一方隣の市区町村の学校では学校事務の仕事量が少なく、その分精神的な地位も低いと聞いたことがあります。
地域によって何でそんなに仕事量に差があるのか?ということですが
例えば給食や教科書に関する仕事を地域によって学校事務が担当していたり、教員が担当していると必然的にどちらかの負担が軽くなるわけです。
(あと教育委員会の独自の調査などがべらぼうに多かったりするのも仕事が多い原因…)
会計の事務に関してもほぼ事務がノータッチというところもあるくらいなので、じゃあその地域の学校事務って何やってるの…?とたまに思ったりもしますが。
事務から教員の仕事の負担を軽減させるようなアプローチができるとすれば
それ学校事務職員がやったほうが効率よくない?
と思うようなお仕事をこちらで引き受けることが一番ではないでしょうか。
たとえば給食関係や教科書事務関係のことは毎年担当が変わる教員では負担がとてつもないものになります。
そこを毎年、学校に1人~2人固定の学校事務職員がやれば4月の教員の負担がかなり軽くなるかと思います。
しかしこういうお仕事を自分の判断で引き受けてしまうのにはリスクもありまして
自分がやっているうちはいいのですが、異動したときに次の人がとても苦労してしまう点です。
異動してきた人は前任校でやってなかった仕事をいきなり振られてパニックになってしまう可能性もあります。
そうならないためにも、引き受ける際は事前に
「このお仕事は私はやりますが、本来やるべき仕事ではないので次来た人には強制しないでください」
と念を押して伝えておく。
もしくは
その地域全体の学校事務職員の偉い人に掛け合ってその地域統一で学校事務職員がやるべき仕事としていく。
くらいでしょうか。
私は昔のことを知らないので今の教員が昔に比べて仕事量が多くなかったのかはわからないのですが
教員の働き方改革
というものをよく耳にするのですが
正直どこが変わってるの?
と思うくらい部活動は活発にやってるわ、出張の嵐だわで教員のお仕事が少し軽くなるのは当分先のように思います。