今回は小中学校事務職員の期末勤勉手当

 

いわゆるボーナスについて書きます。

 

4月に採用されて6月の末にはさっそく最初の期末勤勉手当がもらえるわけですが

 

いったいいくらもらえるんだ?!

 

誰もがそう思うはずです。

 

例えば愛知県の初任者(独身)の号給が26号給だとします。

愛知県行政職の給料表から見てみると給与は180,800円ですね

 

ここから計算すると最初の6月末にもらえる平成29年度期末勤勉手当の総支給額は

 

123,802円

 

になります。(ここから年金や保険の掛金や所得税とか色々引かれて手取りは減ります)

 

期末勤勉手当はザックリいうと

期末手当+勤勉手当=期末勤勉手当

期末手当やら勤勉手当の意味はGoogle先生が教えてくれます。
では肝心の計算式ですが、これから紹介するのはあくまで愛知県での例ですので
他県では地域手当や、掛率が違ったりするのでご了承ください。(ただし計算式自体に違いはないと思います)
 

①期末手当の計算式

期末手当基礎額 × 支給割合 × 期間率 (円未満切り捨て)
 
②勤勉手当の計算式
勤勉手当基礎額 × 支給割合 × 期間率 (円未満切り捨て)
 
 
このような計算式です。
 
ではそれぞれの項目の計算式や率を書いていきます。
 
期末手当基礎額 = 給料の月額 + 扶養手当 + これらに対する地域手当(10%) + 役職段階別加算(※)
 
勤勉手当基礎額 = 給料の月額 + これに対する地域手当(10%) + 役職段階別加算(※)
 
支給割合 = 期末手当支給割合(1.225
          勤勉手当支給割合(0.850
 
期間率 = 4月1日採用の初任者は期末、勤勉ともに30%
 
(※)ここでは役職段階別加算は省きます。(初任者に役職段階加算がつくことはほぼないので)
 
 
では上記の計算式に数字を当てはめてみましょう。
 
期末手当基礎額(180,800円+18,080円) × 支給割合(1.225) × 期間率(30%) =73,088円(円未満切り捨て)
 
勤勉手当基礎額(180,800円+18,080円) × 支給割合(0.85) × 期間率(30%) = 50,714円(円未満切り捨て)
 
最後にこれらを足します。
 
73,088円 + 50,714円 = 123,802円
 
ということで初任者の6月末にもらえる期末勤勉手当の計算方法を紹介しました。
 

では「じゃあ12月にもらえる期末勤勉手当はいくらなんだ?!」

という話になりますが、それは次の記事で書きます。