労災看護専門学校の2023(令和5)年度の過去問が公表されています。
受験を考えている方は、ダウンロードして、解く練習をしましょう。
労災看護専門学校の共通試験は、令和6年1月18日(木)です。
まだ時間はあります。しっかり勉強しましょう!
問題は、下の「看護学生募集」のページからダウンロードできます。
看護学生募集
☆労災看護専門学校の2023(令和5)年度の問題について
国語は15問。
例年と同じく、国語知識5問、小説5問、論説文5問の構成。
労災看護専門学校の問題で使われる国語の文章は、ちょっと古めのものが多いところに特徴があります。共通問題の場合、最新の文章はまず出ません。
R5は、夏目漱石「夢十夜」と三島由紀夫「小説とは何か」が問題文として使われています。(黒塗りのページが三島由紀夫「小説とは何か」です。)
受験を考えている方は、明治期、大正期、昭和前中期あたりの文学作品、夏目漱石や芥川龍之介などの作品に意識的に触れてみてはどうでしょうか。
数学は15問。
因数分解、式の計算、食塩水(濃度計算)、絶対値のある式の計算、集合、命題、二次関数、三角比、場合の数、確率、データの分析など。数Ⅰの範囲のバラバラの計算問題15問。
R5の問題は、比を使った問題が多いと感じます。三角比の問題で比を使うものの解き方などを復習しておきましょう。
また、確率の問題は、いつもと同じように、場合分けがちょっと大変です。(毎年そうなんです。)確率の計算がどうしても苦手というなら飛ばしてもよいですが、毎年2問出題されるので、ちょっとがんばって勉強しておきたいですね。
英語は15問。
長文読解2問、英単語の意味、文法・語法の問題(適所補充)、対話文などです。
労災看護専門学校の英語の問題は、専門学校の問題としては難しい方です。
まず、出題の仕方が特徴的です。R5の問題は、「間違っているもの」を選べ、というものが非常に多い。普通の問題は、「正しいものを選べ」ですから真逆ですし、こういう間違い探し問題に正解するには、正確な知識が必要となります。
さらに、長文2問も、そこそこの分量があり、英語の苦手な方だと読み終わらないこともあるようです。
まずは文法や単語をしっかりと勉強しておきましょう。