交流中の1週間が私にとっては、内容が濃くて母性に目覚めて、なんというか衝撃的だったのだけれど、アイ君をうちに正式にお迎えしてからは、ますます濃ゆい毎日を送っている。長年大人2人だった生活が文字通り180度ガラリと変わった。まだたった4週間なのに、もっとずーっと長かったように感じる。
交流期間良い子過ぎたアイ君も、うちに来てからは毎日どんどん違う面、本当の姿を見せてくれるようになった。
こんなに沢山おしゃべりできるんだね。
こんなに大きな声が出るんだね。
こんな大きな声で泣き叫んじゃうこともあるのね。
こんなに沢山やりたいことがあったんだね。
少しでも待たされるのがとても苦手なのね。
こんなに強い意志を持ってるんだね。
可愛い表情、ワルい表情、楽しそうな表情、何かに夢中になっている真剣な表情、眠くてしょうがないのに寝たくない顔…
毎日新しい発見ばかり。彼自身のことだけでなく、うちの中や近所の身の回りで起こること、そして私自身のことも新しい発見ばかりさせてもらっている。
2歳児らしいワガママや癇癪、口癖は「ich ich! 自分自分!」と「Neeeeeeeein!!! イヤーーーー!」
これに出来る限り付き合い、なおかつ家事をしながら危ないことが無いように注意しながら日常生活を回していくって、かなり大変じゃないか?目と手が足りない。仕事の方が断然楽だったような…でも仕事では経験したことの無いような途切れない集中力を経験中。この子の命を預かっていると思うと頑張れてしまう。最初の1週間は本当にいっぱいいっぱいだった。2週目3週目とアイ君のことをよりわかってきたし、段々コツが掴めてきた。
そして試し行動らしき物もチラホラ。癇癪と併せて、これは分かっていても自分が消耗していく。里親としてだけではなく、人間としての自分を試されているような気がしてくる。でも何よりもアイ君がつらいよね。早く心から安心してもらえるといいな。
こんな感じで、毎日この小さなひとりの人間のために私のほとんどの時間を捧げているけれど、総合的には毎日がとても楽しく幸せ。今までの人生も楽しく幸せだったけれど、それとは全然色合いも鮮やかさも違う。