数年前に里親研修で一緒になって以来、付き合いが続いている里親夫婦がいて、そこの里子ちゃんとうちのアイ君も会うと仲良く遊んだりしている。
色々な事情や紆余曲折があった末に、その里子ちゃんと里親夫婦の間で正式に特別養子縁組が成立したという知らせがつい最近来た。その方向に向かっているという話はずっと聞いていたけど、遂に!
その子の実家族のことを考えると、その子にとっては最良の選択なのではないかと思う。その子もそしてその里親夫婦も、本当に本当に良かったなぁ…と私も嬉しくなって涙してしまった。
里親登録の手続き中、預かる里子や実親に関する希望というか許容範囲を事細かに答えていかなくてはいけない書面があった。その中に、預かった里子に特別養子縁組が必要となった場合、養子として引き取ることを希望するか?という質問がそういえばあったなぁと思い出した。私たちももちろん、そういう場合には養子縁組を希望すると答えた。
養子縁組となった里親仲間に対して、全く羨ましくないと言ったら嘘になるけど、私の気持ちはまあ横に置いといて。アイ君にとっては…
実の家族はアイ君の一部だと思っているし、実の母親や兄弟との繋がりが途切れずに続くことはアイ君にとってはとても大切で必要なことで、自分のことを愛してくれる家族が里親の他にもいることはどう考えてもアイ君にとってはプラスだなと、私は心から思っている。
今後子供達が大きくなるにつれ、この家族がどのようになっていくのか私にはわからないけど、少なくとも今の時点ではアイ君にとってとても大切で必要な家族。繋がりはこのまま途切れることなく保たれてほしいと思う。
私にとっては…
実親さんと面会をしたり、実親さんのことについてアイ君に話すのは、始めの頃は私たちがとても緊張して身構えていた。私の感情もかなり揺さぶられていた。
それでも今では、そう言う実親さんとの関わりもなんというか私たちの普通になって、それが私たち家族の日常になっている。
アイ君と妊娠中や生まれた頃の話になると自然に実親さんの名前が出るし、2歳前後の話になると「僕はもうこの家にいた?」と普通に確認が入る。
実親さんとも直接連絡を取り合っているので、最近のアイ君のかわいかった/カッコよかった様子や旅行の写真などを共有したり。アイ君が泳げるようになったことを一緒に喜んだり。
面会の約束をすっぽかされたことはないけどドタキャンはしょっちゅうで、イラッとしないこともないけれど、もうそれが彼女のデフォルトだと思うことにした。それで月一の面会が保たれないことがあっても、私たちが無理して合わせたり気に病んだりしないことにしている。
それなりに実親さんの人となりもわかって来て、なぜこの実親さんが子供を育てられないのかということも、なんとなく実感できるようになって来た。アイ君が私たち里親の元で元気そうにしていることで、実親さんの私たちに対する信頼も固くなってきていることを感じる。多分児相よりも私たちの方を信頼してくれているっぽい。
とにかく、児相や実親さんやアイ君の兄弟との関わりも含めて、それが私たち家族の日常。アイ君の成長発達に関するレポート提出と家庭訪問と児相での支援計画会議などが半年ごとに繰り返されて、これらは流石にちょっと面倒だなぁと感じるけど、それもルーチンになりつつある。
支援計画会議では、児相からも実親さんからもアイ君を実親の元に返そうという意図は今のところ全く感じられない。少なくとも児相は、このままアイ君が里親の元で元気に成長していくと言うことを長期的な目標としている…気がする。
なので、全く羨ましく無いと言ったら嘘にはなるけど、アイ君にとっても私たちにとっても安定した今現在の状況の中、とにかく私は全力で子育てできているし、アイ君も力いっぱい成長中。ありがたいことだなぁと思う。
あれ?嬉しいお知らせから、なんとなく私の気持ちを徒然と書き連ねる記事になってしまった。ま、いっか。