ただいまアイ君と2人で日本に里帰り中。夫は暑いのがものすごく苦手なので、今回はお留守番。


日本の夏は私は15年ぶり、アイ君は初めてで、もうとにかく暑い。空調の効いた建物や車から外に出る瞬間は、サウナやお風呂に入る時みたい。


「ママ!顔から汗がポタポタ落ちてくる!」と目を丸くさせるアイ君。


近くの川で遊んだり、花火大会に行ったり縁日に行ったり、私の友達の家でそこの大きい子供達とSwitchを初体験してハマったり、私の甥姪たちと走り回って遊んだり、生ぬるいプールで一日中遊びまくったり、かき氷食べたり… めちゃくちゃ暑いけれど、日本の夏をめいっぱい満喫中。





日常の簡単な会話なら日本語でもほぼ理解ができ、2語文くらいのカタコトながら日本語で自分の意思をなんとか伝えることができるアイ君。元々人好きで、私の家族親戚や友達やその子供達に臆することなくどんどん話しかけて、たくさん一緒に遊んでいる。


日本の夏がアイ君の楽しい思い出として残ると良いな。


おまけ: 

もうほとんどなくなってしまった言えてないシリーズで、車メーカーの「トトヤ」があったのだけど、日本に来て数日でしっかり「トヨタ」になってた笑い泣き






少し前に「赤ちゃんはどこから来るのか?」という小さい子供向けの絵本がお気に入りだったアイ君から、ここ1,2週間に渡って、3回ほど気になる発言。


「僕はママ(私)のお腹から生まれてないの?なんで?ママカタリーナ(実親さん仮名)のお腹から生まれたから?ふーん」


その数日後。

「ママカタリーナが僕の本当のママなんでしょ?」


実親さんとは毎月もしくは2ヶ月に一度は面会しているし、2歳でうちに来た頃から簡単に噛み砕いてはいたけど何も隠すことなく伝えてきた。アイ君の友達やママ友たちにも全く隠さず、聞かれれば普通に話している。


けど、本人自らこの話題を出してくることは滅多になくて、ああ今のアイ君に合わせてちゃんと話さないと…と言葉を慎重に選んでいると、アイ君はとっくに別のことやおもちゃに興味が移りタイミングを逃してしまう。


「どうして僕は本当のママと一緒に暮らせないの?」

もしくは…

「本当のママじゃないのにどうして僕のことあれこれうるさく言うの?」

と聞かれてるような気がして、なんだかドキッとしてしまった。


とにかく彼の問いに対して、今自分が何を一番伝えたいのかじっくり考えておいた。


3回目に「ママカタリーナが僕の本当のママなんでしょ?」って言われた時はしっかり即答することができた。これがアイ君にとってベストな答えなのかはわからないけど、自分の思うままに答えた。


「そうだね、アイ君はママカタリーナから生まれたからね、もちろん本当のママだよ。そして私も、アイ君のことを産んではいないけれど毎日毎日アイ君のことを大切に思ってお世話している…やっぱり本当のママなんだよ。私の心の中では、誰が何と言おうとアイ君は私の本当の子供だよ。心と心がしっかり繋がっているからね。アイ君のことを愛している本当のママが2人いるってことだよ」


最後の言葉まで聞いた後にアイ君は何も言わなかったけど、なんだかすごーく嬉しそうにニヤリと笑って満足そうに遊びに戻って行った。


かわいいやつめラブ



動かない揺れない前歯を定期的に触っては「グラグラしてるー!」と嬉々として報告に来てくれる最近のアイ君。私も前歯を触らせてもらうけど、全然揺れてないニヤリ


同学年のプレスクールのお友達の前歯がどんどん抜けて永久歯に生え変わりつつある中、アイ君の前歯はガンとして動かない。


そんな中、2週間ほど前に歯磨き中に「あれ?」と気づいた。下の前歯、乳歯の後ろにチョコンと新しい歯の頭が見えている!


早速アイ君に教えてあげると、速攻鏡の前に移動してしばらく観察したのちに…キラッキラの目で「新しい歯!新しい歯!新しい歯が生えた〜!!!」と嬉しさのあまりピョンピョン飛び跳ね走り回る。


よっぽど嬉しいんだね。


でも抜けるべき乳歯はというと、その時点で指でグイグイ揺らせば気持ち揺れてる…かも?くらい。乳歯と永久歯が並列で生えてるって歯並びとか大丈夫なのかな?と心配になる。


いつもアイ君が歯科検診に行っているかかりつけの歯医者に電話すると、「よくあることだし、大丈夫。指で毎日どんどん揺らしながら次の歯科検診(8月)まで様子見てくださいね」とのこと。


それ以来指で乳歯を動かす毎日。乳歯は少しずつ揺れ始めて、並行して生えてきた永久歯は日に日に立派になってくる。でも抜けるまではまだまだかかりそう。




偶然なのかもだけどそれに並行して…というか、それより少し前から、ドイツ語でいう


Wackelzahnpübertät 🟰 揺れる歯の思春期

(一番前の乳歯が抜けて永久歯に生え変わる5歳から7歳くらいの頃の反抗期のような期間を指す言葉らしい)


なるものも体感していて。


反抗というか、自分の意思を通すんだ!という強い強ーいアイ君の気持ちと、もともと激しいのにさらに倍増しなっているように感じる喜怒哀楽…(特に怒)


歯の生え替わりという身体的な成長ももちろんだけど、保育園生活の終わりと小学校入学が近づいていて大きな変化が待っていることを本人も感じていて、心も体も落ち着かないんだろうな…


で、忍耐と限界を試されてるような日々、私は毎日ヘトヘトです笑い泣き


これだけが理由ではないけれど、大きな変化の中にあるアイ君を思う存分サポートするため私のエネルギーを温存すべく、小学校入学前後の3ヶ月ちょっとの間、再度育児休暇を取ることにした。アイ君の小学校生活が軌道に乗るまで、3ヶ月で足りるといいなぁ。

少し前に久しぶりにアイ君と2人で電車に乗った。あれこれ気になっておしゃべりしたり笑ったり見ず知らずの人に話しかけたり…決して落ち着きがあるわけでは無いけれど、一応20分ほどの道中私の隣に座り続けていられるアイ君の姿を見て、初めて2人で電車に乗った日のことを思い出した。


まだうちに来る前の交流中、朝施設に迎えに行ってベビーカーに乗せたアイ君を電車でうちに連れて来て、夕方また電車で施設へ送り届けた日のこと。施設での交流2日、そして施設の保育士さんと共にうちに遊びに来てくれた1日を経て、初めてアイ君と2人きりで過ごした日。2歳児の何たるかを全く分かっていなかった私。


乗った電車が動き出すと同時にベビーカーからおりたいと身振りと声で必死に訴えるアイ君、声も大きくなってくるしそんなにおりたいなら…とベルトを外してあげるや否や、びっくりするほど落ち着きがなく歩き回ったり床に座ったり座席の下に潜り込んだり、なんと動きの素早いこと。もちろん抱っこは全力拒否。床はあまり綺麗ではなさそうだし、周りの人の目も気になるし…とにかく危険だけは回避しなければと着いて回りながら、途方に暮れた。通勤ラッシュが終わって電車が空いていたのが救いだった。


帰りの電車ではベビーカーのベルトは断固として外さずに、小さなおもちゃや絵本やおやつをたくさん詰め込んだリュックからあれやこれやと繰り出して、必死にご機嫌を保っていた。油断すると泣きそうになったり声が大きくなって来たり。ひと時も気が休まらない。そんな最中、電車がとある駅で停まってから一向に動き出さない。ドイツではよくあることだけど、停まっていた15分程が永遠のように感じられた。それでも1時間弱の電車をベビーカーから下ろさず機嫌を損ねずなんとかやり切った。2歳になったばかりの小さな子供を連れて歩くってこんなにも大変なことなんだと、軽くショックを受けた思い出。


無事に夕方施設に送り届けた時のこの日のお別れは、アイ君は号泣で私も泣かずにはいられず…一人での帰り道は、翌日アイ君を引き取りに行くのが待ち遠しくてしょうがなかった。


…とそんなことを思い出しながら、なんだか感慨深くなってしまった。


もうすぐあれから5年も経つおねがい




日は長くなって来てるのに、まだまだ寒くて天気が悪かった3月にアイ君とやったこと。



イースター前に、サンタクロースの姿のチョコレートを見つけてしまって。人にもらうことが多くて、でも食べきれなくて、一度棚の奥に片付けるとそのまま忘れてしまうと言うことがほぼ毎年。


今年はそれを溶かして、プレッツェル🥨というカリカリの塩味のお菓子につけて固めて…と言うのをアイ君とやってみた。


アイ君は溶かしてヘラに付いたチョコを舐める係爆笑それから出来上がったのを食べる専門。





これ、めちゃくちゃ美味しかった!アイ君と即完食。



それから肉まん作り。市販のピザ生地が皮になるらしいと聞いてやってみたら、簡単なのにもっちりな551の豚まんっぽくなって、これまためちゃ美味しかった。




作る方はすぐに飽きたアイ君もたくさん食べてくれた。ドイツ人の夫にも好評。ピザ生地一枚分で8個の豚まんができて、即なくなった。




あとはイースターのゆで卵に色を塗ったり。イースターの日曜日にはお庭で卵探し。


9月の入学に向けてランドセルも買った。



ドイツのめっちゃカラフルなランドセルたち。長く使ってくれるといいな。