16歳のくぅの為の微調整。 | くぅみど徒然日記

くぅみど徒然日記

食事療法&食養調理インストラクター師範・ペット食育協会准指導士
アロマフランス・アニマルクレイテラピスト・犬の管理栄養士マスター 他
飼い主ご家族とワンちゃんが元気になれることを目指して
日々精進している中から発信しています。
アメンバー申請・個人的なアドバイスは原則致しておりません。

こんにちは。

私は、6年くらい前から犬の食事療法を学び続けています。

それに付随して色々な勉強をしたり、資格をとりました。

でも、いちばん中枢にあるのは、「犬の食事療法」です。

自分を中心にして、放射線状に色々な知識が伸びていきます。そして、その放射線状の一本の線が少しずつ枝分かれして、それぞれに絡み合う。。

網目の様になっていきます。

食事療法、漢方、理学、、、、様々な学びは、実はお互いに絡み合っている、、、そんな風に考えています。

 

さて。。

くぅみどの食事ですが、今現在は、鶏のささみをみどが60g、くぅが50gを基本にしています。

食事療法を始めたころは、くぅの方が体が大きいので、くぅの方が多かったのですが、今現在はくぅは16歳で基礎代謝もかなり落ちてきている上に、今現在森先生から散歩も控えるようにという指示がでてきまして、その関係で昨年くらいから、今の分量で作っています。

 

ささみに対して3倍量の野菜類。。βカロテンと葉酸とビタミDを網羅した野菜。 ★

 

 

その中で脂質や糖質があまりないものを選んでいます。

野菜は季節ごとに違いますし、珍しい野菜に出会った時には、調べた上でチャレンジしています。笑

食材が変われば、違う腸内細菌が育ちます。笑 常に腸内細菌は一定ではなく変化していることが免疫力を高める重要なファクターになります。

今は本当に便利な世の中で、スマホさえあれば、スーパーでも、八百屋さんでも、市場でも、、栄養素などが調べられます。

 

さて。

例えば今朝のみどの食事はこんな感じです。

 

 

野菜のゆで汁がある時には、ゆで汁。

ない時には、白湯をたっぷりと入れてひたひたの食事が基本です。

 

実は、くぅがおとといの夜と昨日の朝のごはんを、食後2時間ぐらい経過したところで、、けぼっと殆ど全てを吐いてしまうという状況になりました。

2食、、、連続で吐き戻しをしたので、、さすがに。。腸まで届いてくれるような食事にしなくては。。と思いました。また、「吐く」というのは、口から肛門までの流れが通常であるのに、その流れの方向を逆行する動きです。。これは繰り返すことが本当に良くないことなので、そろそろ吐き戻ししないような食事にしなくてはとも思いました。

東洋医学では、流れに逆らう動きをすると「心包」を病むといいます。

「心包」というのは、★

 

脳や中枢神経系と大きな関わりをもつので、ココを病むと、何が起きてもおかしくないというような大切な部分です。癲癇なども心包を病むことに因りおきてしまう可能性が高まるのです。

 

くぅは西洋医学のお医者様とか、トリマーさんなどからは再三、、、痩せすぎと言われている体型ですので。。笑 (私は全く気にしていません)

 

 

くぅの様子ですが、、調子は悪くはなさそうです。

一時期、脈が短脈でしたが、このところ、ギリギリ長脈? 短脈ではないかな?という感じの脈です。

 

通常は長脈です。でも血圧が低く弱っている時には短脈になります。

 

くぅ。。短脈ではなく、食欲もあります。

なので。。吐瀉物をまた食べようとするので。。私はそれを阻止して片づけているのですが。。

みどがおやつの胡瓜を欲しがるのであげていると、、「私にも頂戴」的にやってきます。笑

でも、、吐き戻しするかもしれないからあげられない。。

 

吐瀉物を観察すると、2時間経過している割に、、食べたものがそのまま出てきています。

つまり、、胃酸のPHが上がり気味だから、、胃の中で消化されず、、胃の幽門が開いてくれずに、、吐き戻しをするのだと考えられます。

なので。。おやつの胡瓜の代わりに。。はちみつを。。少し舐めさせてあげました。

 

実は、くぅは食事の前に薬を飲んでいます。

今は、虎ノ門堂附子末3錠、救心1粒、麻黄附子細辛湯1包。

そして、その時に一緒にモリンガサプリメントを1カプセル。

 

モリンガは、WHOが「貧困国はご飯の代わりにモリンガを食べれば、それだけで生きていける」と推奨しているサプリメントです。東洋医学的には全ての経絡に作用して滋養強壮、抗炎症を発揮します。

じわじわ体を強くするのです。

「オリエンタルハーブセラピスト」の勉強で学びました。「哺乳類が生きるために必要な栄養が全て入っていると言っても良い優れた食材」なのです。但し、栄養価が高い分、多量摂取すれば肝臓への負担がとても大きくなります。(ここでもメリットとデメリットがあるわけです) ★

 

 

 

 

それらの薬は以前は食事に振りかけておくだけで、完食してくれたのですが、昨年弱ってきてからは、度々食事を残すようになり、入れることができなくなってしまいました。

なので。。食事の前に飲ませることにしています。

 

実は、森先生からは、これに真武湯も追加するように言われていますが、、さすがに量が多すぎて、いま真武湯はお休みしています。

このオブラートに包んだ漢方薬を飲ませるのが結構大変で。。

口の中の唾液でオブラートが溶けて、袋が破けてしまい、口から零れ落ちてしまうこともあるし、オブラートがのどの奥に張り付いてしまうこともあります。笑

一度、多分オブラートが張り付いたままで気持ち悪くて吐き戻しをしたのだろうと思うこともありました。

 

どうしてそう思ったのかというと。。

普通の吐き戻しの時には、けぼっという感じに吐き戻しします。その前にちょっとケッコッケッコという感じで下を向いています。(うまく説明できていない。。笑)

ですが、オブラートが張り付いた時には、のどの奥の異物を出そうとするように、、ゲーゲー言っていたのです。。笑

 

 

 

真武湯も錠剤ではなく散剤なので、、それもあって只今お休み中です。

 

この量の薬を3回くらいに分けて、口の奥にいれて、焼き芋や焼きリンゴなどと一緒に飲み込んでもらうことにしていますが。。胃の力がなくなっている時には、はちみつを数滴、、のどの奥に垂らしてあげることもあります。今回の吐き戻しの時にも、食事の前にはちみつを舐めさせていたので、、本来なら、その後の食事のときには、胃酸が亢進してしっかり消化してくれる筈でした。

でも、、吐いちゃった。。という訳です。

 

今まで勉強してきたことや、、今現在のくぅの様子を見て、、私なりの微調整をしてみました。

すると、、2回吐き戻しをした後の次の夜の食事は、吐き戻しせずに食べてくれました。

そして、、今朝。。の食事もどうやら大丈夫そうです。。

一応念のため、、この微調整の食事であと2日間、、様子を見てから通常の食事に戻していく予定です。

 

さて。。

皆さんだったら、、どんな微調整をしますか?

 

続きは、また次回に投稿します。