こんにちは。
先日もちょっと触れましたが、私は朝の情報番組は、「羽鳥慎一モーニングショー」を見ています。
というか、録画しています。
以前は、家事をしながらTVつけてながら見をしていたのですが、遠征で出かけていたりして、車のナビで見たりすることも結構あり、とても興味深い内容が、途中までしか見れなかったりするのがちょっと残念で。
とりあえず録画しておくことにしました。
少し前まで、録画してあると安心してしまってなかなか見ない。すると平日毎日放送しているのであっという間にたまってしまい、結局見なかったり。。笑
なので最近は、必ずその日に観ることにしています。そして、私にとって大切な情報は編集して、保存してあります。
私が興味のある情報は、もっぱら健康関係の話です。
その道の専門医の先生が解説してくださる最先端の治療などはとても興味があります。
今まで勉強してきている生理学的なことなども、新たな視点から考えさせられたり、新しい発見があったり、時には、解説者が放送内で説明しないもっと詳しい内容が私の知るところであったりすると、自分で自分を「勉強がんばっているからね~」と褒めてあげることもあります。笑
そして、時には、解説者の研究に興味がわいて、出版されている本を購入して読破したりしています。
その勉強が、講座の中の先生の説明をより理解するのに役立ったり。。と言う感じに良い循環になっている気がしています。
番組内ではコメンテーターの方が数人いらっしゃって、解説者に質問したりします。
その時のコメンテーターの方の質問は、一般視聴者レベルの視点です。
「○○だった場合は、▼▼が原因だということでしょうか?」 みたいな感じが多いです。笑
私もブログ内で再三再四申し上げていますが、病気や気になる症状は、個体個体で必ず原因は違います。同じ病名であっても、、、です。
傾向的な共通点はあるかもしれませんが、○○だった場合は、、みたいな簡単なことで、原因を特定するなんてことはまずは無理です。そして解説者のドクターも必ず、その質問に対して、私と同じようなことをおっしゃっています。
今日、説明している以外にも沢山の原因があるので、一概にこれです、と断定することはできません。きちんと診察して、いろいろ調べないと。。
ということです。こんなやり取りが、必ずあります。毎回。。笑
解説されているドクターは、沢山の情報や知識をもっています。日本、いえ世界のトップレベルの研究者たちなのですから。
対してコメンテーターの方々は、医学ではない道の専門家ですので、当然知識や情報量が全く違います。健康については、各自色々勉強されていてそれなりに詳しい様子ですが、それでもごく限られた部分なのだと思います。
森先生の講座の中で、先生がおっしゃったことがあります。
食事を学んでいる人は何でも食事が原因にしたがる。
臓器のことを学んでいる人は、臓器に問題があると考える。
自律神経のことを学ぶと、全て自律神経のせいにしたがる。
でも、そうではない。病気や気になる症状に至る原因は、多岐にわたるので、何か一つを調整したから治るというものではない。
ということです。
病気とか気になる症状、、、という検査データに出てきたり本当にしんどいくらい不調になった時、その時には病気はもうかなり進行しています。病気の一番最初は、ちょっとした機能変化から始まり、それは可視化できません。殆どの人が気付くこともなく過ごしていると思います。
その時、当然免疫力が強い人、ホメオスタシス(整体力)が整っている人は進行せずに、回復するでしょう。
私が面白いと思ったのは、食事療法の勉強をしているのに、次に何か別の講座を受講していると、その講座の内容がメインで考えてしまう方が本当に多いです。
以前インターネットの自律神経講座の時にも質問された方が、自律神経を整えることをメインに考えていて、かなり面喰いました。体を作っているのは、日々の食事や運動や、水分摂取。。まずはそこが基本です。
それらを全く整えず、自律神経を整えるようなことをしてみても、効果があるとは思えません。
質問されている方が師範さんだったりするのですが、、しっかり食事療法を勉強して、水分や運動のことを学んでいる筈なのに、どうも抜け落ちてしまうみたいです。
栄養学を学んでいるひとは、特に食事を栄養学で完璧なバランスで作ることを目指すことが多いです。でも、栄養学で完璧な食事を作っても、健康でいられるとは限りません。
何故なら、毎日同じ個体でも代謝も水分バランスも少しずつ違うからです。また、気持ちが沈んでいれば当然消化能力も落ちます。本当に多岐な要素が絡んでいるのです。
というか、そもそも栄養学的に完璧な食事をすれば、病気にならないのであれば、医者なんて必要なくなってしまいますし、世の中に治すことのできない病気が沢山あることに説明がつきません。
理論と臨床ではまったく違うということなのです。頭でっかちにならずに、生体の、、身体からの声を聴きながら進んでいくことが大切だと思っています。
毎日毎食栄養素を計算するなんて、大変ですし、報われないことの方が多いですから。
今学んでいる血液検査の講座の中で、森先生は、数値にとらわれる危険について話をされました。
数値に限らず、できものなどでも、一切何もなかったかのような回復を望む飼い主さんも多いです。でも、目の前のワンちゃんが日常生活で困ることなく楽しく過ごしてくれることが大切です。
検査してかかりつけ医が驚くような基準値を外れた数値であっても、凄く元気なワンちゃんも実際にいます。森先生はそのような子は「健康」だと判断されています。
うちのくぅみども凄く元気で今のところ困ったことは何一つありません。でも、ひょっとしたら、血液検査をするととんでもない数値が出てくるのかもしれません。
検査数値やデータは、その子が日常生活を元気に過ごせるように、何か病気の前触れがあったとししたら、早期に治療できるように、、そんな意味があるのだと思います。目の前の子が元気なのに、数字が悪いからどうしても正常値に戻したいと願うのは、結果的にワンちゃんにも負担を与えることになりかねません。
調子が良かったのに、季節的に散歩があまりできなくなり、その後気になる症状が再発したという症例。季節が梅雨時期でしたが、「湿」が原因で水を抜いていくような漢方や生薬を与える?と言うお考えでしたが。。
散歩できなくなって代謝が下がればおのずと水は溜まりやすくなります。
何か今までとは違う不調が現れた時には、生活の中で何か変わったことがないか? よ~く考えることが大切だと私は思っています。散歩が出来なくなったのであれば、それに代わる何かをして、代謝をあげていくことが必要でしょうし、水がたまる、だから抜く、、というものではないと私は思っています。
漢方を勉強していると、漢方で解決しようとする。。でも、私はそれも違うと思うのです。
勿論漢方を勉強するので、実際に試してみて効果を観察することも必要です。
ですが、理想としては漢方とおなじ薬効をもつ食材を選び日々の食事に取り入れていくことだと思っています。なるべく食事で置き換えていく方が、身体にも優しいからです。
ただ、勿論食材では力が足りないこともあります。
そんな時には、生薬や漢方の力を借りて、整体力を後押しして、良くなってきたら速やかにやめる。。
それは、森先生も講座の中でおっしゃっていたことです。
当然、知っていることの中でしか判断できません。
なので、食事療法だけを学んでいる人は、食事療法で解決していくことになります。
食事療法も何も学んでいない人は、自分の今までの経験から判断していくことになるでしょう。
つまり、日々、色々なものを学び、視野を広くしていくことが望ましいと思っています。
それは、特に講座などを受講しなくても、生理学の教科書を開いたり、今はYoutubeなどでも勉強できる時代です。
ただ、インターネットの情報は必ずしも正しいものばかりではないので、その点は注意が必要です。
私がお勧めのYoutubeはゴロ勉です。★
医学部の国家試験対策として立ち上げているチャンネルなので、西洋医学的に正しい情報です。
私も、講座で学んだ生理学の復習としてよく観ています。
ここまで学んできた私が今、お伝えできることとしては、
フードにしろ、サプリにしろ、商品を販売しているサイトの情報は鵜呑みにしない方が良いということです。なぜなら、その商品を売りたいからです。
当然、効果のあるメリットは誇張しているでしょうし、もしかしたら、必ず存在するデメリットについては殆ど明記されていないでしょう。
明記しているとしたら、「体調を見ながら与えてください」とかくらいですかねぇ~。笑
以前私がグリーントライブについて質問されたときに、書いたブログがあります。★
商品自体は、魅力的な部分もたくさんある商品だと私は思っています。
でも、必ず存在するデメリットを充分知った上で、取り入れるのか?
それとも同じようなメリットがあり、心配するようなデメリットが少ないものに置き換えるのか?
そもそも、グリーントライブが必要な体なのか?
是非、考えていただきたいです。
○○ちゃんのが大好きなおやつ。うちも試してみよう。。というのはとても危険です。
○○ちゃんはよその子。。自分のワンちゃんをよ~く観察していただきたいです。
5年くらいかなりストウィックに勉強してきた私が今、選んでいるワンちゃん用のおやつは、、、、
ありません。笑
おやつは、水分補給としての胡瓜。たまに焼き芋(さつま芋)。その他 手作りのものです。
それで十分に喜んでくれていますし、ごはんの時にもくぅみどともに大騒ぎです。
最近、、実験の結果わかったことがあります。
くぅみどに胡瓜を1本ずつ与える。
食べ終わる前に食事を出すと、あんなに好きな胡瓜を放り投げて、、一目散に食事に向かいます。
結構この事実を発見した時には、驚きでした。爆。。
最近は、キッチンラボで販売するおやつの試作が多くなってきて、焼いたシフォンケーキなどをくぅみどに試食させています。胡瓜とは別格のテンションですね。笑
まずは、検査データでテンパらないこと。
もし目の前のワンちゃんが元気に生活していて、特に日常的に困ることも気になる子ともないのであれば、たまたま色々な要因の影響でそんな数値になったのかもしれません。
ですので、改めて、、検査されると良いと思います。
その時には、まず、、ワンちゃんの体型を確認してほしいこと。 ★
ボディコンディションスコアが「3」であるか?
もしそれ以上なら、食事や運動で「3」に近づけるように。
運動を沢山して再検査に臨んで頂きたい。
水分もこまめに摂取され、脱水ではないように。
検査の前日から採血までは、絶食してから臨む。人間と同じです。
簡単に食事などにより検査データは変動しますから。
毎年定期的に検査している方は、是非毎回同じ時間にされることが良いと思います。
そして、外注に出す医療機関の場合は、(あらかじめ先生に聞いてください) 外注に出す日時を聞いてなるべく採血した血液が時間をおかずに検査してもらえるように。
病院が大嫌いで興奮するタイプの子は、やはりその興奮が検査データにも反映されてしまいます。出てきたデータから、ご自身の頭の中で補正することが必要です。
それを補正せずに病気と判断して治療するととんでもないことになってしまいます。
詳しいことについては私はここに書くことはできませんが、もしその補正の方法を知りたければ、私と同じ講座に申し込みをして勉強することもできると思いますし、森先生を受診されることもお勧めです。
もうすぐ春になります。
ワクチン接種や血液検査、ドッグドッグなどの時期になります。
血液検査をして思わしくない結果がでて、西洋医学的な治療や療法食を勧められたときにも、もう一度是非考えてみてください。特に、、手術などの提案に対しては、本当に慎重になっていただきたいです。一度メスを入れた体は内臓が空気に触れますし、切除した組織はもう取り戻せません。本当に切除する必要があるのか?ということです。
勿論悪性の場合は切除できるものは取り除くことが大切だとは思います。
昨日は、日本海に面した散歩道をロング散歩しました。
くぅみどは金づちなので、、海は嫌い。。
なので、波打ち際にはいきません。笑
春が待ち遠しい。。くぅみど地方です。