理学療法インストラクター師範。合格しました。 | くぅみど徒然日記

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食事療法&食養調理インストラクター師範・ペット食育協会准指導士
アロマフランス・アニマルクレイテラピスト・犬の管理栄養士マスター 他
飼い主ご家族とワンちゃんが元気になれることを目指して
日々精進している中から発信しています。
アメンバー申請・個人的なアドバイスは原則致しておりません。

こんにちは。

 

今回、パティシエ講座の受講の日に講座終了後の時間で理学療法インストラクター師範の試験を受けさせていただきました。本来なら来年の1月末頃の予定なのですが、その頃は、新潟から横浜に行くにあたり、峠越えが難しくなる時期。

12月から2月までは、極力予定は入れないようにしています。講座などの予定については、最悪の場合インターネットでの受講にさせていただくようにお願いしてあります。

10月末に4回目の理学療法の講座があり、そこから、ひと月なかったので、極力後回しにできるものは後回しにして、勉強時間を作る努力をしました。

 

私はこのタイミングで理学療法を学んで本当に良かったと思っています。

というのも、、くぅはもう15歳。。

肉体的にはとても健康ですが、やはり経年により、心配な面もあります。

特に、、毎日散歩は頑張っているけど、、背中は少しずつ丸くなっていて、いかにもシニア~という風貌になってきていました。

 

 

理学療法を学び、その中で、背骨が真っすぐで、足が地面に垂直に下りている姿勢こそが大切であると学びました。そして、背骨を真っすぐにするためのストレッチも教えていただきました。

少しずつ実践している中で、くぅの背中も少しずつ、、伸びてきています。

 

 

背骨が丸くなると、どうしても足は、垂直と言うより、、前脚は後ろに、、後ろ足は前に斜めに地面に接する形になります。つまり、前脚と後ろ脚の間の間隔が狭くなる。。そして体重を支え切れなくなり、また、不安定になる。だから、シニアのワンちゃんは、、全身をプルプルするとよろけてしまったりするのです。

 

今ヘルニアと言われるワンちゃんがとても多いです。

ヘルニアは、リハビリがとても大切ですが、西洋医学的には手術はするけどそのあとのリハビリがあまりできていないのが現状。リハビリは遅れているのです。

 

ヘルニアと診断されて治療したり手術してきたけど、、実はヘルニアではなかったような症例もあります。

あるワンちゃん。。下半身が麻痺。立てるけど、ナックリングしていて歩けない。

前脚だけで、、歩いている。

脊髄が圧迫されているみたいです。ここかもしれないから手術しましょうか?

 

実は単なる坐骨神経痛だった。坐骨神経痛でしびれて歩けなくなっていただけ。

ちょっとストレッチして揉みほぐすと歩けるようになる。

腰痛や坐骨神経痛はレントゲンではわからない。そして、、臨床現場ではレントゲンではわからないものの方が多い。なので、自分自身で判断できるように、診断方法も含めて理学療法で学ぶ。

また、理学療法の良いところは、健康なワンちゃんに対してもとても意味があるということです。

 

例えば、、アジリティなどのドッグスポーツをしていたとしても、、当然、筋肉を鍛えるだけでなく、その筋肉を柔軟に保つことが怪我の予防にもつながりますし、ストレッチして、筋肉の長さを保つことはパフォーマンス能力を向上させることにもつながります。

みどとアジリティをしているときに、理学療法を実践できれば、もっと良い成績を残せたかもしれません。笑

 

試験は、筆記試験と実技試験がありますので、机に向かい暗記するだけでなく、毎日くぅみどに習った施術をすることも必要です。

その施術の練習の中でとても驚いたことが、、くぅみど共にありました。

 

まず、、みど。

実は最近は、視力については日常生活に全く不自由ない生活を送れていて、あまりしっかりケアできていなかったのです。そんな中、、瞳孔の収縮の訓練にもなる、、光を当てて収縮を促す、、そんなケアがありますが、久しぶりにしてみると、左目の反応があまり良くありませんでした。

なかなか反応が戻らない中、理学療法で学んだ、、眼や脳に血流を促すような施術をしてみたところ、とても効果を感じました。

 

くぅに関しては。。

毎日決まったストレッチをしていたのですが、、、。

その施術は、、飼い主がゆったりとした気持ちですることがとても大切です。

理学療法は即効性がある反面、、間違った施術で逆に痛めてしまう危険もあります。

ですので、丁寧に施術することが大切です。

先生も、、飼い主が急いでいるとき、時間のない時、精神的になにか不安や心配がある時にはしてはいけないとおっしゃっています。

 

実は実は。。先週の月曜日に、私は車で事故を起こしました。片側4車線の大きな幹線道路で赤信号。停止していた私。赤信号に青の矢印が出て、直進する私は、信号の指示通りに、発進。

すると、信号無視して、無謀にもその大きな幹線道路を渡ってきた自転車がありました。

私の横には運悪く、大型の観光バスが止まっていて、物理的にその信号無視して進んでくる自転車が全く見えなかった。

自転車との接触。。そして乗っていた74歳のおばあさんは、倒れ、、頭を5針縫う怪我をされました。

 

当初、相手の方が自分は確実に青信号で横断していたと主張。

私のドラレコが無かったら、大変なことになっていました。警察も自転車の信号無視で私からは見えないので、、仕方なかったと言ってくれました。

ただ、、人身事故となると、免停など、、色々なリスクがあり、、私の気持ちはかなり不安な状態でした。そんな気持ちのまま、、くぅにいつもの施術をしようとしたら、、

くぅが、、嫌がって凄い力で抵抗するのです。危うく、、噛みつかれそうになりました。汗

その時、、先生のおっしゃった言葉が脳裏に。。その日はやるべきではない日だったのです。

 

事故の件では、翌日には相手が自分の過失を認めて下さり、警察に診断書も出さないということになり、私の自賠責保険で対応。任意保険は使わずに済むことになりました。

減点もなしです。

 

そして、、私の気持ちが平常に戻ったら、、くぅも安心して私に体を預けてくれました。

 

森先生は、、本当にいつも細かく注意事項を教えて下さり、、それがいつも大正解です。本当に凄いなって思っています。理学療法インストラクター師範の試験を前倒しにしたのには、他にも理由があります。

今先生の奥様の開いている犬の食養生パティシエインストラクター師範の講座が来月で終了。

その試験もありますし、1月からは、新規で始まる 自律神経インストラクター師範の講座もスタートします。また、インターネット講座全20回の血液検査・尿検査の講座もスタートしました。

なので、、理学療法インストラクター師範を残しておくと、手いっぱいになってくると思いました。

 

試験には合格したものの、まだまだ見立ても良くできない新米のインストラクターです。

これからさらに精進してまいりたいと思います。