こんにちは。
皆さんにちょっと知っておいていただきたいことがあります。
私が学んでいる食事療法を始めとする自然医療についてです。
愛するワンちゃんの調子が悪いと、まず、、皆さんはかかりつけ医に罹ると思います。
それで投薬していただいたり治療していただいたり、、して、、完治すれば、、それでおしまい。
ですが、、完治したと勘違いしてしまっている場合も多いのが現状です。
私もそうでした。
特に、、くぅのカユカユ。。
皮膚に痒みがでで、抗生剤投与して、ほどなく痒みが消えて治ったと思いました。。完治だと。。
でも、それをぶり返す。。また投薬。。又治った。。
そのスパンがどんどん短くなり、、結局治っていなかったことに気づく。。
何故そんなことが起きるかと言うと、、気になる症状にダイレクトにアプローチして、その症状を消すのが西洋医学だから。。
皮膚が痒いと、、皮膚の患部にダイレクトに治療していきます。
胃が悪ければ、、胃。。
肝臓の数値が高ければ、、肝臓にアプローチ。。
でも、、臓器は連携で仕事をしているから、肝臓が悪ければ、、胆嚢や膵臓にも問題があり、、どちらかというと、胆嚢に胆汁がうっ滞しているから、肝臓が悪くなるというように、、原因がそこではないことが多いのです。
そして、原因を解決しなければ、、また同じことの繰り返し。。全く同じなら良いのですが、、だんだん重篤になってしまう。。
原因をしっかり考えて、、原因にアプローチすると、凄く簡単なことなのに、凄くよくなることが多いのが自然医療の面白いところです。
さて、、そんな私の学んでいる自然医療は、、獣医師である森先生が、、臨床の現場で試行錯誤して治療して成果のでたことだけを教えてくださる講座です。そして、日々進化する先生の治療を常に私たちにフィードバックしてくださるのです。
森先生はおっしゃいます。。
治ったときに。。ただ治った。。良かったね、、ではなく、、なぜこのような効果が出たのか、、必ず検証する必要があるということ。必ず理論的にクリアに説明がつくのです。
なんとなく治ったということはありません。
先生がよく用いる漢方にタケダ漢方便秘薬があります。
薬局で手に入りやすい漢方です。 別名大黄甘草湯。
これは、、普通の使い方だと、、名前の通り、、便秘のときに使います。笑
でも、森先生は、違う使い方をされます。
生薬の「大黄」は腸の動きを早くする働きがあります。便秘薬ですから、、早く出すように、、。
ただ、、体の仕組み的に腸が早く動くと、、当然腸に付随した臓器もその動きに引っ張られて、動くのです。例えば胆嚢には脂肪を分解する胆汁がたまり、、腸内へ放出されます。 ★
この図を見ていただくとよくわかりますが、、腸の動きがはやくなることで、、胆汁も引っ張られ放出されるのです。つまり胆汁がうっ滞している場合、、この大黄甘草湯に゜含まれる大黄が、、それを腸内に引っ張り出してくれる。。その結果、、うっ滞した胆汁は、、便となり体外に。。
但し、この時には、、うっ滞した原因である食生活もパラで改善する必要があります。
水分を沢山摂り、脂質摂取を控える。。代謝を高めるための運動も大切です。
その様に、、必ず、、漢方の本来の使い方でなくても、、また漢方ではなくそのような作用のある食材を組み合わせたときにも、、その薬効のどんなことに期待して、、生理学的にどう治療するのか、、そのストーリーをしっかり考えるのです。
その時に用いるのは、師範やその他の講座で散々勉強してきた、、生理学や原則です。
私は、、いつしか、、そのストーリーを考えることが習慣になってきています。
ですから、、ただ単に症状を抑えるだけの、、検査データだけを良くするような投薬についつい疑問を抱いてしまいます。
講座の中で先生が、、勉強すればするほどマニアックな世界にはまり込んで、、もう普通の医者にかかれなくなるんですよ。。と。。おっしゃいました。。
ただ私の場合は、、罹れなくなったのではなく、、罹る必要がなくなってしまったという感じです。
今のところ、、私の知識と日々の微調整で、、くぅみどは元気に過ごせています。
ただ、、、、もうシニアのくぅみどは、、これから先は、自律神経系に問題が起きてくることになるでしょう。。
そのために。。来年は、、「自律神経療法インストラクター師範」の新設講座を学ぶことにしました。
くぅみどの為に。。
そして自分の成長の為に。。まだまだ頑張って参ります。