昨日の「吐き戻し」の記事にかなり大切な説明を追加させていただきました。
投稿のラストに書いてあります。昨日ご訪問くださった方、是非もう一度確認をお願いいたします
くぅは私が初めて迎えた子です
くぅを迎える前まで、私は犬が怖くて触ることもできませんでした
くぅを迎えて、私はずっと元気でいて欲しくて、
毎日の食事について、何を食べたら健康でいられるのか。。
ネットで検索したり、ブログを書いている方に質問したりして、
いろいろな情報を集めました
そして、
生の馬肉にたどり着きました。
生の馬肉のミンチに、いろいろなサプリを振りかけて食べさせる。
その馬肉を販売しているサイトには、
犬の祖先はオオカミ。
オオカミは、獣を丸ごと食べる肉食。
犬も生の馬肉を丸ごと食べるのが一番自然に近い形である。
と書いてあり、私はすっかりそれを信じていました
ずっと生の馬肉で育てるのは無理かもしれないけど、
せめて1歳になるまで、体が作られる期間はこの生の馬肉で育てる決心をしました
さて。。今考えると。。
と思うことばかりです
人と猫と犬の消化管の長さについて考えてみます。
体調に対する消化管の長さの比率を見ると、
猫は、3.0~4.0、ヒトは7.5、犬はその中間の5.0~6.0です。
私は、犬は、肉食ではなく、雑食でもなく、その中間であると学びました
この記事を書くにあたり、ちょっとググってみましたら。
★こちらでは、犬は「肉食動物」として分類されています。
★★こちらでは、完全肉食動物ではなく、雑食よりの肉食動物だとされています。
いろいろな考え方がありますから、
読者の皆様もご自身の判断で考えて頂いて良いと思います
私は、忠実なるプラーナ和漢自然医療アニマルクリニックでの教えを実践しているので、
雑食と肉食の中間であるというスタンスで考えていきます
犬の起源がオオカミであったことは確かです。
オオカミはそのまま野生で生活。反面犬は、人間と生活するようになりました。
当然生活様式の変化から体はその生活に合った形に変化していきます。
これを進化というのか、逆に退化と考えるのか、これも人それぞれだと思います。
犬は野生時代には集団で狩りをして、仕留めた動物をそのまま生で食べていたのでしょう。
しかし人間と生活するようになり、狩りをする必要はなくなりました。
人間から食事を与えられるようになった筈です。
最初は人間の食べた残りものだったかもしれません。 犬の起源★ここ
犬はオオカミから進化することによって、炭水化物を分解できるようになりました。
野生のオオカミは、分解できません。
人間は唾液の中のアミラーゼにより、口の中で、噛むことで分解しますが、
残念ながら犬はそこまでには至っていません。
その代わり膵臓で膵液により、分解されています。
これは、人が捨てた作物や食事の残りを食べるようになったことから進化したのであるとする考え方があります。また、この能力を持つことで人間との共同生活が可能になったのだと思われています。
肉しか食べられないとしたら、古代の人間たちがずっと犬と生活するのは厳しくなったはずです。
お米や麦など、農作物を消化できるようになることは、犬にとって大切なことだったのだと思います。
肉には脂肪分が沢山含まれています。
食物の中の脂肪分を消化吸収する為に、肝臓で作られ胆のうで貯蔵された胆汁が使われます。
胆のうから胆管を通り胆汁が、膵臓からの膵管を通り膵液が、それぞれ十二指腸に送り出されます。
この資料の「すい液ってどんな液体なの?」にある図がとてもわかりやすいです。 ★
体重に対する肝臓重量比率(%)
●ネコ 3.6
●イヌ 2.9
●ヒト 3.0
●ハムスター 5.2
体重1kgに対する1日の胆汁生産量(㎤)
●ネコ 14.0
●イヌ 12.0
●ヒト 16.0
●ハムスター 72.3
体重に対して犬は、肝臓の重量が一番低く、しかも胆汁生産量もとても低いです。
肉食であるなら、肉食のネコと遜色ない値であるはずです。
このデータからも、今の時代の犬は雑食と考えることが大切なのだと思います。
現代の社会の中で、まだまだ犬は肉食だという考え方をされる方が多く、
肉をたくさん与えているのが現状です。
しかも、日本に於いては国土の面積の問題から、狭い空間で飼われていることも多い。
そして、小型犬に関しては
「お家の中で遊ばせればお散歩する必要はありません」
と言って販売しているペットショップもとても多いです
本来肉食でない子が肉をたくさん与えられ、
本来運動しなくちゃ調子の悪くなってしまう子が散歩にも行かない。
病気になるはずです。
犬は、心では肉や脂を好みます。当然与えれば喜んで食べるでしょう。
しかし、その心と体はうらはらです。
体の中では、その与えられた肉や脂を必死に消化しようと肝臓、すい臓、その他すべての臓器が
24時間営業で頑張り続けるのです。健康でいるために働く整体力です。
この整体力を維持するためには、働きすぎないようにしてあげることです。
毎日●●をあげるのが習慣になっているんです。
とっても楽しみにしているので、これをやめるわけには行かないんです。
なんておっしゃる飼い主さんもたくさんいます。
●●はフルーツであったり、糖質の多い野菜だったり、はたまた、ジャーキーだったり、、
いろいろです。
本当にそうですか
本当にワンちゃん自身がそのおやつでないと、心が病んでしまうのですか
本当にその子が固執しているのであれば、それはやめないであげてください。
心が落ち込むことはとても危険なことです。
喜ぶ姿を見たい飼い主さんの気持ちの問題なのではありませんか
もう一度考えてみてください
我が家もブログをさかのぼれば、たくさんのおやつを作り与えている時期がありました
昔は、家の中でトイレをするたびに、チーズボーロを一粒ずつあげていました
飼い主がフルーツを食べれば必ずひと口あげていました
でも、病気をして、食事療法を学んで、今はその時点からみると、本当に質素なおやつです。
胡瓜、ニンジン、山菜、、、野菜類です。
勿論普段しっかり食事管理をしていて、またしっかり理解されている場合は、
食材については、飼い主さんのご判断で何をあげてもよいです。
アイスクリームでも、デニッシュパンでも、いちごでも、梨でも、西瓜でも、、、、、
ごくたまに、少しなら問題ありません。
毎日の習慣として与えているおやつ。
これくらいならいいだろうという思い込み。。
これが実は落とし穴になっていたりします。
健康面で問題のある子の場合は、できれば症状が安定するまでは、
水分補給としての野菜類以外でのおやつは一切与えないようにお願いしています。
飼い主さんの気持ち
ワンコの心と体の健康
これ等を満たしながら
改善していかれることをお勧めいたします
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