偶然起こるという意味の形容詞です。内部からではなく外部から来たとか、計画外の、といった説明もされています。

 

例文を探していたら、1860年5月14日というすごい日付のNYTの記事を見つけました。

 

ペリー来航が1853年らしいので、この記事はその後、南北戦争開始(1861年)前に書かれたものであるようです。

 

記事のタイトルは、

Our Japanese Diplomacy and the Gratitude of Republics.

というもので、当時の日本との外交政策について論じたものです。

 

この中で以下の2人の人物が出てきます。

Commodore Perry ペリー提督

Townsend Harris タウンゼント・ハリス

 

ネットで調べると、ペリー提督が1853年に黒船を率いて日本を開国させた後、ハリスが1856年に来日して所在米国総領事になったそうです。ちなみに日米修好通商条約を結んだ(1858年)のはハリスです。

 

上記記事は、主にハリスによる日本との外交政策を取り上げたものですが、肝心の例文は以下のように書かれています。

 

We have contrasted the treatment bestowed on him [Mr. HARRIS] with that which awaited Commodore PERRY for beginning the work which Mr. HARRIS has completed, with no adventitious aid of military show and force.

(我々は、ハリス氏が外部からの軍事的な示威や実力の支援を用いることなく完成させた仕事を、ペリー提督が開始したことで用意された待遇とハリス氏に与えられた待遇を比較した。)

 

ここでのadventitiousは、偶然というより上記のように外部からのと理解するのが正しく、ペリー提督が黒船という外圧を用いて日本を開国させたのとは違って、ハリスが外交努力によって条約締結までたどり着けたことが書かれています。

 

なお、この記事全体はハリス氏に対する報酬が少なすぎるということを指摘するもののようです。

 

長くなりましたが、今日はこれで終わります。