フォークレゲエでスカ?!
結城で~す
さて、とりあえず
使ってみたいコードといえば
テンションコード
ですが
テンションコードってなんやねん
ということで、、、
「テンション」は日本語にすると
「緊張」という意味ですが
「あいつテンション高いよね」
などとという場合
「あいつ緊張してるよね」
とはならないことからもわかるように
いまひとつ
この「テンション」の意味は釈然としません
でも
コードの件で「テンション」という言葉が出てきた場合
それは
7度より上の和音を積み重ねたコード
のことを言っていると考えて間違いありません
7度より上とは、つまり
9度
11度
13度
のことです
8度、10度、12度はどこいったのか
と思うかもしれませんが
8度はルート
10度は3度
12度は5度
の、それぞれオクターブになってしまうので
残念ながら、これらはテンションではありません
さらに
テンションコードといった場合
通常は
下の音から順番に積み重ねたもののこと
をさします
たとえば
C9といったら
C ルート
E 3度
G 5度
B♭ 7度
D 9度
という和音のことをさします
7度が入るのがポイントです
つまりC11の場合は
7度と9度を入れるということになります
ちなみに
7度を抜いて9度のみを入れたい場合は
Cadd9
とか
C(9)
と表記するのが一般的です
また
それらと明確に区別するために
C9 と表記しないで
C7(9)
と表記してくれる親切な人もいますが
どっちだかわからないときは
「これって、どっち?」
と、きいたほうが早いと思います
さて、勘のいい人は
9度=2度
11度=4度
13度=6度
という事実に気づくと思いますが
なぜあえて大きい数字を使うのか、、、
これは
原則として
ルートの1オクターブ上より高い音を使う
という決まりがあるからです
しかし
現実的には
オクターブ内の音を使うこともあるし
とくにギターなどでは
ボイシングの問題等で
5度が欠落したり
13thで9度が欠落したり
ということは多々あります
その辺は
現場処理というか
完璧な音を指定したければ
おたまじゃくしを書いてくれ
といったところなんだと思います
(つづく)