コードについて(その7)メジャースケールとマイナースケール | SCHEVECARSのフォークレゲエでスカ!?

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こんにちは、結城です。




"ド"からはじまるメジャースケールと、"ラ"からはじまるマイナースケールの構成音は同じです。



ド・レ・ミ・ファ・ソ・ラ・シ・ド


ラ・シ・・ドレ・ミ・ファ・ソ・ラ


ただし、マイナースケールは、"ファ"と"ソ"が半音高くなる場合もある




構成音が同じなのに、メジャースケールは明るいかんじがして、マイナースケールは暗いかんじがします。


では、この2つの違いを決定づけているのは、一体何だと思いますか、、、




僕の個人的な見解ですが、それは聞く人の先入観だと思います。




音楽の理論書などを見ると、終止形(あるいは、ケーデンスともいう)、つまりそのメロディが終わるときの和音が、ド・ミ・ソ(C)なのかラ・ド・ミ(Am)なのかによって区別される、と書いてあるものもありますが、Amで終わっていても、あまりマイナーな印象がしない曲もあると思いませんか。


とくに、ブルージーな曲だと、メジャーだかマイナーだかわかりませんよね。




なので、マイナースケールにかぎり、"ファ"と"ソ"が半音高くなる場合がある、という理論も、実にあやしい理屈だなと僕は思います。


実際、キーがCメジャーの曲でも、C→E7というコード進行はよく見かけます(E7→ミ・ソ#・シ・レ)




現代の音楽を、17~18世紀あたりにヨーロッパで確立された音楽理論で解釈するのは無理です。


世界には様々な音楽がありますから、、、



SCHEVECARSのフォークレゲエでスカ?!-バッハ


ということで、メジャースケールとマイナースケールは(その上に出来るダイアトニックコードも)、ときと場合によって臨機応変に、縦横無尽に使い分けてやればいいんじゃないかと思います。